双子の日

イメージ_双子

「双子の日」は1874(明治7)年のこの日に「双子の場合は先に産まれた方を兄・姉とする」という太政官指令が出されたことが由来です。

それまでは、後に産まれた子を兄・姉とする地域もありました。

双子で一番多い組み合わせ

“双子”、いわゆる“双生児(そうせいじ)”は同じ母親の胎内で同時期に発育して生まれた2人の子供のことであり、多胎児の中では一番多く発生しています。

受胎時の受精卵の数により“一卵性双生児”と“二卵性双生児”に大別され、似てない双子の場合は二卵性のケースが多いようです。

出産の時には数分程度の時間差で産まれることが多いのですが、中には数時間から数十日の間隔で生まれる場合もある(双子が一度の分娩で生まれるとは限らない)ので、誕生日・誕生年が異なる双子というのも十分考えられます。

一般的に双子といえば偶然になるものと考えられていますが、研究の結果、双子になりやすいケースというのは存在するそうです。

一つ目は、母体の身長が高い場合に双子が生まれやすいとされています。

人間の肝臓からは“インスリン様成長因子(IGF)”と呼ばれるものが分泌されているのですが、この分泌量が多いと双子が産まれる確率が高まるとされており、母体の身長が高いほどこの分泌量が多いのです。

二つ目は、乳製品を多く摂取することによって双子が産まれやすくなるといわれています。

牛乳などには特に“インスリン様成長因子(IGF)”が含まれているため、乳製品を摂取することによって双子の産まれる可能性が高まるとされているのです。

こうして生まれた双子ですが、双子といえば男子と男子、女子と女子というイメージを持っている方も多いかもしれません。

ですが実は双子で一番多いケースは男子と女子の組み合わせなのです。

正確には“二卵性の男女”が一番多く、順に“二卵性の女女”、“二卵性の男男”、“一卵性の女女”、“一卵性の男男”となります。

二卵性、ましてや男女の組み合わせが多いという事は似ていない双子も多くなるので知り合いが実は双子だったということもあるかもしれません。

もしかしたら本人たちも気づいていない可能性も考えられますね。

 


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