神武天皇祭
4月3日は「神武天皇祭」です。これは初代天皇である神武天皇が紀元前586年3月11日(日本書紀)に、現在の暦であるグレゴリオ暦に換算すると4月3日に崩御したことが由来となっています。
東征神話
神武天皇は天照大神の第5世代子孫として生まれ、45歳のときに中洲(世界の中心)を目指すという「東征の発議」と「建国の決意」を固めます。ここでいう中州(ちゅうしゅう)は奈良あたりのことになります。
日向(宮崎)を出発し遠賀川(福岡)、広島と進軍し、難波方面から兵を進めますが地元の豪族の反撃にあい初戦から敗退してしまいます。
なぜなら東に向かって敵と戦うことは日に向かって敵と戦うことであり、これは日ノ本には相応しくありません。
そこで迂回し日を背にして戦う、日ノ本を背負って戦うことを決意し、紀伊半島、和歌山方面から攻めることにしました。
しかし熊野灘にて大嵐と暴風雨にあい、兄弟は全員死亡。さらに上陸しても神の毒気により全軍がほぼ壊滅してしまいます。
その後天照大神が遣わした八咫烏の道案内や丹生川上の神祇祭祀により挽回、連戦連勝を重ねることに。
そして紀元元年1月1日(新暦2月11日)に初代天皇として橿原(かしはら)の宮にて即位します。
また橿原神宮は現在でも日本建国の地として神武天皇を祀っています。
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