煮干しの日
「煮干しの日」は「に(2)ぼ(1=棒)し(4)」の語呂合せで、1994(平成6)年5月に全国煮干協会が制定しました。
当初は制定しただけで特別な広報活動やイベントなどは何もしていませんでしたが、2004(平成16)年にあるラジオ番組で紹介されたことで反響を呼んだそうです。
そのラジオ番組において全国煮干協会のロゴを募集したところ60件もの応募があり、そのロゴは実際の商品のパッケージにも使用されています。
煮干しの意外な調理法
“煮干し”は小魚を煮て干したもので、主に出汁をとる材料として使われるほか、そのまま、あるいは乾煎りにするなどで食べられています。
カタクチイワシで作ったものが最も一般的ですが、マイワシ、ウルメイワシ、キビナゴ、アジ、サバ、トビウオ(あご)などを原料としたものも多く、じゃこ(雑魚)やだしじゃこ(出汁雑魚)、西日本およびそこからの移民が多い米国ハワイ州ではいりこ(炒り子)など多くの別名があります。
煮干しはそのまま食することができるために現代人のカルシウム不足を補う意味もあって、“食べ(られ)る煮干し”として、そのまま食べられることを明記し、健康によい食品であることを訴求した商品も増えており、アーモンドなどのナッツ類と一緒に小袋にパッケージされた商品も、茶請けや酒のつまみとして長年に渡って日本人には愛好されてきました。
ですが、そのまま食べるだけではやはり飽きがきてしまいます。
調理したものも佃煮しか思いつかない人も多いのではないでしょうか。
そこで近年では煮干しを戻したレシピも多く考案されているのです。
煮干しは“ヨーグルト”を使うと煮干し独特の臭みが消え、そのままでおいしく食べられる他、特に油と相性がよいので揚げたり焼いたりと加熱調理にもぴったりの“下処理いらずの小魚”として活用できるといいます。
煮干しをヨーグルトを漬け込むときには約4倍の量が良いとされ、漬け込むほどに柔らかく食べやすくなるので、時間があれば2~3日間漬け込むのがおすすめのようです。
ヨーグルト戻しの煮干しは臭みがなく内臓の下処理も不要なので、そのまま粉をつけて揚げてフリットにしたり、ハンバーグのタネやオーブン焼きにも利用できます。
煮干し自体も健康に良いので様々な料理に活用してみてはいかがでしょうか。
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