女性雑誌の日
「女性雑誌の日」は1693年のこの日にロンドンで世界初の女性向けの週刊誌「ザ・レディス・マーキュリー」が創刊されたことが由来です。
ですが「ザ・レディス・マーキュリー」が創刊された正確な日付というものは実はわかっておらず、6月27日が「ザ・レディス・マーキュリー」の創刊日だという説も存在していて、6月27日が「女性雑誌の日」であるともいわれています。
女性ファッション誌が同じモデルを起用し続ける理由
“雑誌”とは逐次刊行物、もしくは定期刊行物である出版物の一種です。
一般に流通している漫画・小説を含む娯楽雑誌などだけではなく、報道、それらを包含した総合雑誌、各種の趣味雑誌や専門雑誌、学術研究誌や官公庁誌なども含めた様々なジャンルに存在し、広義の本のうち雑誌は単行本を中心とする書籍・図書と並ぶ二大情報源となっています。
速報性の点で日刊新聞には及びませんが、書籍・図書よりは優位にあり、また書籍・図書に比べて刊行が容易なことなどから書籍・図書として発行するには難しい狭い専門分野の情報や娯楽情報の提供などにも利用されています。
数ある中でも女性をターゲットにした女性誌は種類も多く、書店の店内でも目立つ箇所にコーナーが設置されていることが多いです。
これは単純に女性誌が“売れる商材”であるからと言われています。
売り上げの低迷が叫ばれている業界ではありますが、その売り上げの大部分を担っているのは女性ファッション誌と言っても過言ではないほどです。
女性ファッション誌を見るとほとんどの場合において、モデルを前面に押し出したデザインの表紙をしていますよね。
中には毎号同じモデルが起用されている雑誌も存在し、同じモデルを起用し続けることで様々なメリットがあるようです。
・雑誌の世界観をぶれずに伝えることができる
雑誌というものは特定のターゲットに何かしらの世界観を表現するものですので、表紙のモデルは一人の方が良いとされています。
毎号同じモデルを起用することによって世界観の統一をしているということです。
・雑誌の視認性を上げる
同じモデルを起用し続けることによって、“そのモデル=その雑誌”というイメージが定着します。
すると表紙を少し見ただけで雑誌の判別ができるようになり、数多くの女性誌が存在する中でこの表紙の視認性を上げるということは非常に大事なことなのです。
これは競争の激しい業界において強い武器となります。
・モデルのファンが購入層になる
単純な理由ですがそのモデルに固定のファンが生まれれば、ファッションに興味がなくても雑誌を購入してもらえる可能性が上がります。
好きな俳優が出演していれば興味がないジャンルの映画でもつい見てしまう経験をしたことがある方もいると思いますが、これと同じ理由です。
このように様々なメリットがありますが、デメリットも存在します。
上記の三つ目の理由と関係しますが、もし表紙を飾るモデルが嫌いとなってしまったら購入する可能性は一気に減ってしまいます。
また雑誌は“今が旬”の人物を起用することも多く、そのような雑誌は流行や旬をアピールすることができますが、同じモデルを起用し続ける雑誌はそうした部分では弱くなってしまうのです。
さらには、万が一そのモデルにスキャンダルが発覚してしまえば売り上げどころか販売中止なんて可能性も考えられます。
このように表紙に同じモデルを起用し続けることは一長一短の理由がありますが、内容の方を重視するという方もいらっしゃると思いますので、あまり深く考えない方が良いのかもしれませんね。
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