昭和は日本の歴代元号の中で最も長く続いた元号であり、元年と64年は使用期間が共に7日間であるため実際の時間としては62年と14日となります。
なお、外国の元号を含めても最も長く続いた元号であり、歴史上60年以上続いた元号は日本の昭和(64年)、清の康熙(61年)および乾隆(60年)しかありません。
第二次世界大戦が終結した1945年(昭和20年)を境にして近代と現代に区切ることがあります。
また、元号にも実はきちんとした由来が存在します。
“昭和”の由来は四書五経のひとつ書経尭典の“百姓昭明、協和萬邦”によるものです。
国民の平和および世界各国の共存繁栄を願う意味があります。
元々は“昭和”という元号は、新元号を決める際は第二候補で、第一候補は“光文”というものでした。
しかし政府が発表する前に新聞が報じてしまったので、急遽第二候補の昭和に変えられたという経緯があります。