18世紀末、フランスにて世界中でバラバラに決められている単位を統一するための決議が成されました。
この時に長さの世界規格はメートルであるとされたのです。
1メートルの長さはこれには地球の大きさが関係しています。
地球一周の距離はぴったり4万キロとキリがいい数字になっていますがそれもそのはず。
1メートルは赤道から北極までの距離の1000万分の1とされたからです。
地球の大きさを基準に作られた単位なので、地球1周の長さもぴったり表すことができるのです。
アメリカでは「メートル法」だけでなく「ヤードポンド法」の両方が採用されています。
1ヤードはおよそ0.9メートル。1フィートはおよそ0.3メートルです。
日本でも尺貫法という法則によって長さの単位が決められていました。
それらの単位は「寸」や「尺」といったもので現代でも建築関係で用いられる単位です。
1尺はおよそ30センチメートル。1寸はその10分の1です。