上記の説が有名ですが実はポーズ自体は昔からあり「ガッツポーズ」という言葉が初めて使用されたのは、1972年11月30日に発行されたボウリング雑誌「週刊ガッツボウル」がストライクを取ったときのポーズを「ガッツポーズ」と命名したときともされています。
1960年代に米軍基地内のボウリング場でストライクのときなどに“ナイスガッツ”と言っていたのが由来ともいわれています。
21世紀初頭のうんちく、都市伝説ブームで紹介、一般化したことによりクイズ番組などでは“ガッツ石松説”が採用されているようです。
スポーツ界での規則
一部のスポーツでは問題視されることもしばしばあります。
有名なのは剣道で、全日本剣道連盟の試合審判細則第24条で不適切な行為と規定している「打突後、必要以上の余勢や有効を誇示」と判断されて、同細則第27条により一本が取り消されることもあり、実際に取り消された映像も残っています。
野球でも”不文律(ルールブックにはなくとも守るべき規範)“としてホームランを打った後などに、派手なガッツポーズを行ってはいけないとされています。
高校野球でも教育の一環との考えから慎むよう指導されているそうです。
柔道、相撲でも同様です。
卓球に至っては試合中に相手の目を見てガッツポーズをした際には、マナー違反として審判からイエローカードが出されることがあるみたいです。