太陽光線は、目に見える光である可視光線と目に見えない光線である赤外線と紫外線があります。
可視光線は波長の長い方から
赤 > 橙 > 黄色 > 緑 > 水色 > 青 > 紫
のように色が変わっていきます。
そして赤より波長が長いのが赤外線、紫より波長が短いのが紫外線となります。
SPF?A+?
日焼けの原因の一つは紫外線のUV-B波が関係しています。
UV-B波は肌が赤くなることやシミの原因になるもので日焼け止めクリームで防ぐのですが“SPF”という文字をよく目にすると思います。
“SPF”というのは、シミやソバカス・皮膚ガンの原因となる紫外線UV-B波をカットする力を示しています。
20分程度の間に何も付けていない素肌と比べて日焼けが始まるまでの時間を何倍に伸ばすことが出来るかという目安です。
つまりSPF20の場合、20分×20=400分=6時間40分、6時間40分までは日焼けが抑制されるということになります。
あくまで“時間の目安”であって“日射しの強さに対抗できる値”ではありません。
また同様に”PA“の表記もありますが、こちらは皮膚を黒くするだけでなくシワやたるみの原因となる紫外線UV-A波の防止効果を表すものです。
強い方から++++、+++、++、+の4段階に分かれています。
これらの値は個人差も関係してきますので自分の肌に合ったものを使いましょう。