パソコン記念日
「パソコン記念日」は1979(昭和54)年のこの日に日本電気(NEC)がパーソナルコンピュータPC-8000シリーズを発売し、パソコンブームのきっかけとなったことが由来です。
この「PC-8000」シリーズは3年間ほどで約25万台を売り上げるというヒット商品となり、その後に後継機として「PC-8800」「PC-9800」シリーズなどが発売されました。
日本国内で「パーソナルコンピュータ」という言葉が初めて使われたのがこの「PC-8000」シリーズであって、それまでは「マイクロコンピュータ」の略で「マイコン」と呼ばれており、「PC-8000」シリーズが大ヒット商品になったことから「パソコン」という言葉は一気に日本へと定着することになったようです。
パソコンにも性別がある
“パーソナルコンピュータ”とは個人向けの大きさ・性能・価格を持ち、エンドユーザが直接操作できるように作られた汎用的なコンピュータのことです。
1974(昭和49)年に登場したマイクロプロセッサによりそれまで大型で高価なものが主流だったコンピュータが、個人でも所有できるほど小型で低価格にすることが実現可能になりました。
1981(昭和56)年に16ビットのIBM PCが登場して世界的にベストセラーとなり“パーソナルコンピュータ”の名称が一般化します。
1990年代にはダウンサイジングの潮流もあり企業や個人へのパーソナルコンピュータの普及が進み、企業用のローエンドのサーバーもPCサーバーが広く普及しました。
2000年代にはノートパソコンが市場の主流となり無線LANやBluetoothによる無線接続も一般化、パソコンの利用形態が多様化し始めます。
2010年代に入ってからはタブレット端末に代替する傾向が強くなり、パソコンの販売台数は急減しているようです。
ところでパソコンにも性別があることをご存知でしょうか。
性別があるのはWindowsのパソコンであり、調べ方はメモ帳にテキストを入力して保存するだけととても簡単です。
まずメモ帳などのテキストエディターを開いて、以下のテキストを入力します
CreateObject(“SAPI.SpVoice”).Speak”I love you”
そして“○○○.vbs”というファイル名で保存しますが、ファイル名は拡張子が“.vbs”であればどんな名前でもいいようです。
保存されたファイルをダブルクリックすると“I love you”の声が聞こえてくるのですが、この声が男性だったらパソコンは男性、女性の声だったらパソコンは女性ということになり、この現象はWindowsの音声合成機能を利用したものになります。
“I love you”のところを好きな言葉に書き換えてしゃべらせることも可能であり、一部のパソコンでは日本語で入力してもその言葉を発してくれるそうです。
声のバリエーションは老若男女と多くのバリエーションがあるようですが、音声認識エンジンのプロパティで声は変えられるとのことです。
コンパネのサウンドから設定をいじればシステムエラー音を“ご主人様、大変です!トラブルみたいです!”みたいに変えることも可能であり、パソコンに必要以上の愛着を生んでしまうかもしれませんね。
擬人化専用の音声ファイルも配布されていますので、試してみてはいかがでしょうか。
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