あかりの日
「あかりの日」は1879年のこの日にエジソンが日本・京都産の竹を使って白熱電球を完成させたことが由来で、1981(昭和56)年に日本電気協会・日本電球工業会等が制定しました。
あかりのありがたみを認識する日とされています。
電球はエジソンが発明したのではない
“電球”とは、フィラメント、放電素子などの発光素子をガラスの球殻に封入した、電気による光源のことです。
フィラメントをガラスの球殻に封入するのは主に空気から隔離するためであり、酸素を排除して素子の燃焼を避けたり、アーク放電のためのガスを保ったりします。
内部は空気を排除し低圧になるため大気圧に耐える必要性がある事から物理的に球形が選ばれ、製造上の都合から口金のために一端が伸びた球形をしているものが多いですが長球形、円筒形、円錐形などさまざまな形のものがあり、球形でなくても区別せず電球と呼ばれます。
一般にエジソンが電球を発明したと思っている方も多いかもしれませんが、電球はエジソンが発明したのではありません。
電球の仕組み自体は以前より確立されており、エジソンが実際に行ったのは電球の実用化に必要不可欠であった寿命の長いフィラメントの開発でした。
現代生活には欠かせない電球はいたるところに使われており、交換作業も自分でやっている方がほとんどだと思います。
これが家庭であればそのまま、もしくは脚立を使う程度で交換できますが、劇場やホールなどの高い位置にある電球はどうやって交換しているのでしょうか。
これらの場合は下からではなく上、つまりは天井裏から交換できるようになっています。
場所によってはチェーンで下に降ろして交換できるところもあるようです。
近年では効率や安全性から白熱電球よりLED電球が主流となってきました。
また、信号機なども太陽の光が当たると見えにくくなる従来の青・黄・赤のプラスチックなどのカバーを白色の電球が裏から照らす方式から、電球自体が青・黄・赤に光るLEDへ変わってきています。
今後も低コスト化と発光効率と放熱性の向上に向けて技術開発が進められているようです。
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