文鳥の日
「文鳥の日」は10月が手乗り文鳥の雛が出廻る時期であることと、「て(10)に(2)し(4)あわせ」(手に幸せ)の語呂合せから、文鳥に詳しいライターである伊藤美代子氏によって制定されました。
伊藤美代子氏によると「江戸時代から長く愛され続けてきた文鳥について考える」という事を目的としているそうです。
かつて「文鳥の日」には「文鳥まつり」というイベントが開催され、文鳥や文鳥の日のPR活動が行われていました。
例年では文鳥まつりは吉祥寺を会場としていたのですが、段々と話題を呼ぶことによって規模が大きくなってしまい、これまで行われていた会場では開催することができなくなってしまったため、2017年の文鳥まつりは延期となってしまいます。
次回の予定については会場の確保が出来ない事と、主催者の一身上の都合によって未定となっているようです。
文鳥
“文鳥”とは鳥綱スズメ目カエデチョウ科キンパラ属に分類される鳥類で、主にペットとして飼育されていますが、コメやトウモロコシなどを食害する害鳥とみなされることもあります。
日本には江戸時代初期から輸入されていたとされ、飼育下で様々な品種(サクラブンチョウ、シロブンチョウなど)が作出されました。
ペット用の乱獲などによりその生息数は減少し、害鳥としての駆除・農薬による汚染・スズメとの競合などによる影響も懸念されており、1997年にワシントン条約(絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)附属書IIに掲載されました。
一方で遺棄や脱走により移入・定着している地域もあり、日本では大阪府、東京都、兵庫県、福岡県で定着した例があります。
戦前、および戦後、1970年ごろには日本国内に約250人繁殖農家が存在し、約5万箱の飼育箱があったとされていますが、近年では犬や猫などに押されており、小鳥を診れる獣医の少なさからも減りつつあるようです。
ですが上手に育てれば手乗りなども可能ですので、興味があある方はぜひ雛の状態から育ててみてはいかがでしょうか。
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