いい靴の日
「いい靴の日」は11月9日という日付が「いい(11)くつ(9)」という語呂合わせであることが由来で、美と健康をテーマに活動する「いい靴の日プロジェクト」が制定しました。
靴のサイズが合っていないと足に痛みが走ってしまったり、最悪の場合は足が変形してしまうことがあり、自分の足に合う靴を選び、正しい歩き方を身につけることで、いつまでも若々しく輝かしい毎日を過ごすということを目的としています。
ボウリングシューズはあえてダサく作られている
“靴”とは足を包む形の履物の一種で、くるぶしが見える程度の丈のものを短靴、それよりも丈の長いものを長靴といい、それぞれシューズとブーツとして分類されることもあります。
人類が何時頃から靴を履き始めたのかは定かではありませんが、現存する最古の靴は2008年にアルメニアの洞窟で発見された紀元前3500年頃の革の紐靴とされているようです。
また、古代エジプトのピラミッドからは紀元前2500年頃の鼻緒の付いたサンダル形態の物が発掘されている他、ツタンカーメン王の墓からは黄金で出来たサンダルが出土しています。
日本では中世以降ほとんど靴が使われなかったため、現代では靴といえば西洋靴を意味することが多いのですが、日本の伝統的な靴もあり、この場合は履や沓と書いて区別することもあります。
現在ではその用途に応じて様々な靴が使われ、室内専用、スポーツ専用の靴も存在します。
ボウリングシューズもその競技専用で使う靴です。
自分専用に購入したマイシューズとボウリング場で借りるハウスシューズとがあり、ハウスシューズは脱ぎ履きがしやすいようマジックテープ式がほとんどで、その靴底はのっぺりとしたものになっています。
誰もが一度は履いた事があると思いますが、基本的にそのデザインはダサいものが多いのですが、これはあえてダサく感じるように作られているのです。
ボウリングが日本に普及したのは戦後のことで、手軽に楽しめるボウリングは戦後の昭和時代には一大ブームを巻き起こしました。
ですが、ボウリング人口が増加したことによって、ボウリングシューズの盗難被害が相次ぐようになってしまったのです。
そこで対策として考案されたのが“ボウリングシューズをわざとダサく作ること”によって盗む意欲を削ぐというものでした。
これは功を奏し実際にボウリングシューズの盗難被害が激減したため、現在でもボウリングのハウスシューズはダサく作られているのです。
ボウリングは老若男女分け隔てなく楽しめるスポーツです。
興味があればいい靴の日に合わせてマイシューズを買ってみるのも良いのではないでしょうか。
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11月8日
・刃物の日
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