のど自慢の日
「のど自慢の日」は、1946(昭和21)年この日にNHKラジオで「のど自慢素人音楽会」が開始されたことが由来です。
日本でテレビ放送が始まったのは1953年2月1日からNHKが始めたものだったため、のど自慢が始まったころにはテレビ放送でなはく、ラジオ放送でのど自慢が開催されていました。
長年にわたって放送が続けられているのど自慢ですが、1960年代後半には番組の人気がかなり下降していて、色々な策が講じられましたがどれも失敗だったようです。
1970年の4月からは現在のタイトルである「NHKのど自慢」に改称されました。
バックバンドの演奏もピアノとアコーディオンが交互に演奏を行うものから、5人組のバンド体制(ピアノ、ギター、ベース、ドラムス、シンセサイザー)に変更され、金子辰雄が司会に就任してからは徐々に番組の人気を取り戻していきます。
のど自慢で鐘を鳴らす理由
“NHKのど自慢”とは日本放送協会(NHK総合・NHKラジオ第1)の公開視聴者参加の生放送生オケ番組、音楽番組です。
1946年の放送開始以来、長きに渡って放送されている長寿番組になります。
日本各地の都市(年に一度国外からの場合もある)を巡回し、アマチュア(原則)出場者が書類審査、会場での予選審査を経て本番組に出場し、持ち歌を歌い採点され競うものです。
出場者は様々で中にはプロ歌手を目指す者やアマチュアバンドのメンバーもおり、また日本人のみに留まらず、在日外国人(黒人演歌歌手として、後にプロデビューを果たしたジェロなど)や日系南米人、交換留学生などが出場することもあります。
さらに年に一度行われるグランドチャンピオン受賞者を中心に、後にプロ歌手やタレントとしてデビューした者もいます。
のど自慢といえば歌唱力の評価を鐘で表現している場面を思い浮かべる人も多いと思いますが、番組開始当初から鐘を使っていたわけではなく、鐘を鳴らすようになったのは次のような経緯があります。
最初は出場者の合格不合格を知らせる際には司会者が口頭で結果を伝えており、合格の場合は“合格です”、不合格の場合は“もう結構です”でした。
ですが、この“もう結構です”を“けっこうな歌”、つまり“上手ですね”と捉え合格と勘違いする人が続出し、わかやすくするために鐘(チューブベル)が使われるようになったのです。
不合格だったときの1回だけの“カーン”がとても印象的ですよね。
のど自慢はレギュラー回だけでなく、BSでのジュニアのど自慢(2004年に廃止)やアニソンのど自慢、2019年1月にはバーチャルYouTuberを集めたバーチャルのど自慢も開催されています。
出場者の募集は開催する市町村が決まり、開催日の2ヶ月ほど前から始まるそうです。
もし出場してみたい方は調べてみてはいかがでしょうか。
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