西の日

イメージ_方位磁針

「西の日」は「に(2)し(4)」の語呂合せで制定されていますが、どの団体が何の目的で制定したかは不明です。

この日に西の方角へ向かうと、幸運に巡り会えるとされています。

木の年輪の密度で方角がわかるは嘘

“西”とは四方位の一つで、日が去るの方向の意味の“去にし”が“にし”に転じたものです。

極地以外では太陽が沈む方位であり、地球の自転とは反対の方向となります。

西は日が沈む方位である点から、“衰退”や“死”の象徴とされこともあるようです。

今でこそスマホのアプリなどで方角を知ることは簡単にできますが、古来より方角を調べるためには方位磁針や羅針盤などが使われてきました。

11世紀の中国の沈括の“夢渓筆談”にその記述が現れるのが最初だとされていますが、その原型となったものは3世紀頃の中国国内ですでに使われていたようです。

それは方位磁針相当の磁力を持った針を木片に埋め込んだ“指南魚”というもので、この指南魚を水に浮かべること、現代の方位磁針とほぼ同様の機能を実現します。

名前に“魚”とつくのは多くの場合木片を魚の形に仕上げて魚の口の部分が南を向くようにしたもの、文字通り“南を指す魚”ということからその名前がついたそうです。

方位磁針の進化によって航海術は著しく発達し、大航海時代が始まりました。

実用的な方位磁針として最初に出現したのは、容器に入れた水の上に磁針を浮かせることで自由な回転と水平面の確保を同時に実現する方法でしたが、激しく揺れる船上で正確に方位を知るのが欠点となっていました。

その後揺れる船上でより正確に方位を知る装置として、宙吊り式羅針盤が開発されます。

ただ19世紀になると船体に木材ではなく鉄などの金属を使う船が普及し始め、これらの金属船では方位磁針が船体の金属の影響を受け正確な方位を知るのが難しくなりました。

このためそれらの船では代わりにジャイロコンパス(高速回転するコマの運動を用いて方位を知る道具)が方位を知るための手段として用いられるようになります。

近年では透明な油(ダンパオイル)によって振れを低減したものや、GPSを利用した大掛かりなものなどがあり、方位磁針というものは未だに現役なのです。

方位磁針がなくても方角を知る方法はあります。

よく“木の年輪で方角が分かる”とありますがこれは誤りです。

年輪の偏りは方角で決まるものではなくその地形などの要因が大きく関わっているので、方角を知るのにはあてになりません。

実はアナログ時計を使うことで方角を調べることができます。

その方法は意外にも簡単で、まず太陽の位置を確認し太陽の方向にアナログ時計の短針を向け、短針と文字盤の12時方向を2等分した方向が南となります。

厳密には多少のズレ(そもそも磁北と真北というのはズレがある)がありますが概ね南を指し、これは警視庁のHPでも紹介されているので覚えておくといざという時に役立つかもしれません。

欠点としてはこれは太陽が東から昇って南を通り西に沈む北半球での求め方であって、南半球では多少の応用が必要だそうです。

また、午前と午後で南を指す方向が違い、午前は文字盤の左側が南、午後では文字盤の右側が南となります。

何も道具がない場合は星座や樹木の枝に頼るといいでしょう。

夜間で星が見える場合は北極星を探すと方角がわかりますが、そのまま北極星を探すのではなくまず北斗七星を探します。

北斗七星の端のほぼ直角に曲がった角の星から隣の星座の端となる星の方向に約5倍したところに北極星がありますのでそれを目安に探すと良いそうです。

樹木においては南の方が枝の成長が良い方が傾向があるので、年輪と違いある程度の目安にすることができるかもしれません。

遮蔽物がない海上などでは太陽の入りと沈む方向で方角を判断することができます。

これらの知識は普段なかなか使うことはないかもしれませんが、いざという時にはこの知識の有無が生死を分けるかもしれませんので覚えていて損はないと思います。

 


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