アセロラの日
「アセロラの日」はアセロラの初収穫の時期であることから、沖縄県本部町が1999年に制定しました。
アセロラとは
西インド諸島、南アメリカ北部から中央アメリカが原産とされる常緑低木で、鮮やかな赤色の果皮のサクランボに似た果実を食用としています。
果実の形からバルバドスサクラ (Barbados cherry) の別名を持つが、バラ科のサクラとは類縁関係にはありません。
果実はビタミンCを豊富に含み、清涼飲料水、ジャム、ゼリーなどに加工されます。
100gのレモン果汁に含まれるビタミンCが約50mgに対して、アセロラは約34倍の1700mgのビタミンCの含有量があります。
同じくビタミンCの代表格であるみかんのビタミンC含有量は100g当たり35mgで、アセロラはみかんの約48倍のビタミンCの含有量になります。
ただし熟した果実は傷みやすいために一般にはほとんど市販されておらず、加工用には未熟果が用いられるそうです。
また果実は種類によって酸味が強い酸味種と甘みが強い甘味種に分けられます。
日本では1958年に沖縄県に導入されて以降、同県で栽培されています。
現在、飲料用に加工され一般に普及していますが、日本の関連飲料などはかなり希釈されているため、アセロラ自体の味はあまりしないそうです。
ブラジルでも飲料にされることも多く、こちらはアセロラ自体の風味を強く感じることができるとされています。
プエルトリコではアセロラは重宝されており、国外に持ち出す場合には特別な手続きが必要とのことです。
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