住宅デー
「住宅デー」はこの日がスペインの建築家アントニオ・ガウディの1852年の誕生日であることから、全国建設労働組合総連合が1978年に制定しました。
制定当時は高度成長による住宅建設ブームで、量産の中で職人さんをめぐるトラブルもたくさんあり、このため町の大工さんや左官屋さん等職人の腕と信用をPRする為に制定されたそうです。
呪われた家、ウィンチェスター・ミステリー・ハウス
“ウィンチェスター・ミステリー・ハウス”は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼにある屋敷の名称で、いわゆる“幽霊屋敷”とされる建物です。
ウィンチェスターとはゲームや映画などでもお馴染みで、西部開拓時代から人気が高く、アメリカの狩猟用ライフルやショットガンの名門として知られています。
そしてこの屋敷はかつて38年もの間絶えず建設がつづけられており、呪われているという噂があります。
屋敷はその昔、銃のビジネスで成功を収めた実業家ウィリアム・ワート・ウィンチェスターの未亡人、サラ・ウィンチェスターの個人的な住宅でしたが、現在は観光地と化しています。
このサラ・ウィンチェスターの指示の下、38年後の1922年9月5日に彼女が死亡するまで、実に24時間365日、屋敷の建設工事が続けられ、こうした続けざまの建設工事費は、およそ550万ドルであったと見積もられているのです。
屋敷はその巨大さと設計の基本計画が無いことで有名ですが、一般に信じられている話によると、サラ・ウィンチェスターは屋敷がウィンチェスター銃によって殺された人々の霊によって呪われており、それらが邸宅内で及ぼすと予想した霊障からいつでも逃れる為の隠し部屋・秘密通路をひたすら増築し続け備えておく事しか方法がない、と妄執していたとされています。
当初は8部屋の家でしたが、47個の暖炉と1万枚の窓ガラス、17の煙突、2つの地下室と3つのエレベーターも存在しており、そのスケールの桁違いさが伺えます。
それでも縮小された物であり、1906年のサンフランシスコ地震が起こる前、屋敷は7階建てで建設されていましたが、現在屋敷で一番高いのは4階に過ぎません。
内部は奇怪な構造をしている箇所が数多く存在し、天井や壁に突き当たる階段、行き先の分からない階段、上って下るだけの階段、ドアや棚を開けても壁、ドアノブの無いドア、高さの違う扉など、まだ発見されてない抜け道や通路、そしてその先にある未公開の部屋などが存在している、という噂もあるほどです。
迷路のように部屋やドアや窓を作り続けて亡霊から身を隠すようにしており、完成させなかったのは怨霊に家の配置を覚えさせないためといわれています。
ガイド無しでは出られないといわれるほどのこの屋敷ですが、現在でも観光地化して現存しており、ハロウィンや13日の金曜日などには肝試しツアーがあるそうです。
また屋敷のステンドグラスは全てティファニーの特注品であり、もし観光で近くを訪れた際は一見の価値があると思います。
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