ヘアカットの日
「ヘアカットの日」は1872(明治5)年の今日、東京府が女子の断髪禁止令を出したことがその由来です。
経緯
幕末に洋式軍制度の導入が始まって以後、まげを結わずに散髪する風潮が広まりつつありました。そして1871(明治4)年に“散髪脱刀令”という髪型は自由に、華族・士族は刀を差さなくてもいいという法律ができます。
そして断髪する女性も増えたために“男性に限って許可した断髪を女性が真似してはいけない”という禁止令を発布しました。男性は良くて女性はだめという現代ではなかなか理解しがたいものだったようです。
当時の明治天皇も1873(明治6)年3月に散髪し髪を切る人が徐々に増えていきました。
ですが断髪令を良く思わない一派もあり、1873(明治6)年3月には断髪令に反対する一揆も発生し、騒乱罪で6人が処刑されています。
髪の値段
よく有名人の私物を収集しているという方の話を聞いたり見かけたりしますね。
髪も実はコレクションのひとつになっていることがあります。
“神童”といわれた作曲家、モーツァルトの毛髪もそうです。金色のロケットに収められた1束の毛髪がオークション会社・サザビーズに出品されるとおよそ190〜228万円の値段がつくとされています。
“楽聖”ベートーベンの場合は葬儀の案内状とセットで38〜57万円の値段だそうです。
近代では“キング・オブ・ロックンロール”ことエルヴィス・プレスリーの毛髪が2002年にオークションに出品され、約1400万円の値段がつきました。
エルヴィスはお墓もオークションにかけられたことがあります。
というのもテネシー州のメンフィスに一時埋葬されていたのですが2ヶ月ほどで自宅のあったグレイスランドに移されてからメンフィスのお墓は空になったからです。
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