コンビーフの日
「コンビーフの日」は1875年のこの日、コンビーフの台形の缶が特許登録されたことが由来です。
中に肉が詰めやすいように工夫されて、独特の台形の形になっています。
独特の形状の缶
コンビーフとは日本ではほぐした牛肉の缶詰を差しますが元々は長期航海用や軍需としての保存食糧である塩漬けの牛肉のことです。
ですので海外ではブロック状であることが一般的です。
コンビーフの缶は枕缶と呼ばれ、先細りで台形の形をしていますがこれはアメリカの食品会社リビーが薄切りを作るために中身を一つの塊として取り出しやすい缶として発明し、採用しました。
缶詰が普及するのは第1次世界大戦(1914年)のことで当時はまだ一般に缶詰が普及しておらず缶切りが無いため、付属の“巻き取り鍵”と呼ばれる缶切りの一種で缶の側面の一部を巻き取って開缶します。
日本では野崎商社(現:川商フーズ)が1948年に瓶詰めの国産コンビーフを販売し、1950年に国産のコンビーフ缶を販売し始めます。この商品の開発と製造は日東食品製造(現:日東ベスト)が担当しています。
枕缶を採用しているのは製造する際に面積が大きい側から肉を詰め、缶内部の空気を抜く(脱気する)事で肉の酸化を防止できるとしているからだそうです。
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