抗疲労の日
「抗疲労の日」は「抗(5)疲労(16)」という語呂合わせが由来で、疲労回復専用ウェアの開発・販売を行っている株式会社ベネクスによって制定されました。
疲労の原理
よく疲れが溜まってるのではと感じたことがある人は多いと思います。
ではなぜ“人は疲れるのか”ということをを考えたことはありますでしょうか。
疲労がたまるメカニズムには活性酸素が深く関係しています。
人間は酸素を体内に取り入れて食事などで摂取した栄養素を燃やしてエネルギーを作り出しており、この過程で活性酸素が生み出されます。
肉体的・精神的な活動によって多くの酸素が消費されると、それにともなって生じるのが活性酸素の増加です。
活性酸素には強い酸化作用があるといわれ、そのため活性酸素が増加することは、酸化によって細胞を傷つけることになってしまうのです。
そして傷つけられた細胞からは老廃物が発生することになります。
老廃物の発生により脳に対して送られるシグナルが“疲労した”というものです。
運動したりストレスを感じたりすることで“疲労した”と感じるのは活性酸素の増加が原因となります。
運動後に疲労を感じるのは正常な状態ですが、活性酸素が増えすぎている状態だと慢性的に疲労を感じることになります。
疲労がたまる原因は1つではありません。主に3つの原因があるといわれています。
1つ目は運動疲労です。
運動疲労とは、運動により発生する疲労で、激しい運動や長時間の運動を行った後に感じる疲労のことです。
運動をすることで筋肉に乳酸がたまり疲労を感じます。
このタイプの疲労は、一定時間休息をとることで解消できます。
2つ目は労働疲労です。
労働疲労は仕事や家事、勉強などをしているときに感じるもので、体を動かしていないにもかかわらず疲労を感じる点が特徴です。
運動疲労とは違い、短い休息では解消しないことも多いものです。
3つ目は精神疲労です。
精神が原因となる疲労でストレスを感じた場合などに生じます。
ストレスにより心が正常な状態を保てなくなると不安を感じたり無気力になったりし、このときに感じるのが精神疲労です。
ストレスを取り除かないと疲労回復につながらないことが多いといわれています。
これらの疲労を回復するためには充分な睡眠を取ったり、栄養のある食事を摂ったりすることを心がけましょう。
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