高血圧の日
「高血圧の日」は世界高血圧連盟が2005年に制定しました。
日本では2007年から「高血圧の日」として実施されています。
血圧について
よく健康診断で血圧を測ると上が低いと言われたり、逆に下が高いなど言われたことはありませんか?
この“上”と“下”とは一体なんなのでしょうか。
血圧とは血管を流れる血の圧力のことをいいます。
心臓は膨らむと萎むを繰り返してポンプのように全身に血液を送ります。
心臓が萎むと中の血液が体中に送られ、半分は動脈内に貯まって血管が膨らむ=圧力が高くなり、これが上の血圧です。
そして心臓がふくらむと動脈に貯まっていた血液が身体のすみまで送られ、膨らんでいた血管が元に戻り、これが下の血圧なのです。
健康診断ではこの上の血圧と下の血圧の2つを使って血管の状態を調べ、高すぎても低すぎても体に悪影響を及ぼしてしまいます。
正常な血圧の範囲を超えるのが高血圧です。
血圧が高いと血管が傷ついたり、圧力に耐えるために血管が分厚くなって血液が流れる場所が狭くなり、これが動脈硬化・心疾患・脳卒中などの原因となります。
対して正常な血圧の範囲を下回ると低血圧です。
高血圧に比べて健康に影響するリスクは少ないですが、血流が全身に行き届かず慢性的にだるく疲れが取れない体質になります。
また貧血で倒れる危険性があり、車の運転時などに重大な作業中に倒れると命に関わる危険性もあります。
健康リスクは少ないとはいえ、正常範囲でいるに越したことはありません。
血圧は多くの現代人が抱える問題であり、適正範囲から外れると重大な病気の原因となりますので、健康のために適正な血圧となるよう食事や生活に気を付けましょう。
昨日は何の日?
5月16日
・旅の日
今日は何の日?
5月17日
明日は何の日?
5月18日