秋田県民防災の日
「秋田県民防災の日」は1983年のこの日、秋田県沖で日本海中部地震が発生したことが由来です。
東北の地震といえば東日本大震災が記憶に新しいですが、日本海中部地震もマグニチュード7.7という大変大きな地震でした。
東日本大震災と同じく地震によって発生した津波によって、その日に遠足に出ていた小学校の児童や湾岸近くにいた人が犠牲となってしまいました。
秋田県ではこの事を教訓として、県民に防災や減災を注意喚起する活動を行っています。
観測史上最大の津波
日本国内では石垣島における津波で、そのの最大逆遡高は“大波之時各村之形行書”の記録によると、宮良村で二十八丈二尺(85.4m)に達し、石垣島を縦断したそうです。
元号を取って“明和の大津波”とも呼ばれています。
世界となるともはや桁が違います。
世界で最も高い津波の記録になっているのが、1958年7月9日にアメリカ合衆国のアラスカ州リツヤ湾で発生した大津波になります。
フィヨルドであるリツヤ湾の斜面が地震により崩落したことで、海中になだれ込んだ土砂や氷塊で大波が発生し、波高はその対岸で524mに達したと言われています。
大きな石を水面に落とすとその周囲に水膜状の水跳ねが起きます。
それに近いもののようですが、その量は8,000tといわれており想像もできない規模なのです。
東京タワーが332.6m、スカイツリーが634mであり、その展望回廊は450m地点ですのでアンテナ部分によじ登らないといけません。
幸い人家がある地域では無かった為、湾で操業中の漁船3隻の被害だけで済み、犠牲となったのは2人だけだったそうです。
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