五輪旗制定記念日
「五輪旗制定記念日」は1914年のこの日、5色のオリンピック大会旗が制定されたことが由来です。
五輪旗についてはオリンピックマークとも呼ばれており、左から順番に青・黄・黒・緑・赤という5色の配色からなる輪を重ねて描かれたマークとなります。
この輪はそれぞれヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニアの五大陸と、その相互の結合、連帯を意味していますが、どの色も特定の大陸を意味したものではないそうです。
このマークのデザインは、近代オリンピックの父とされているピエール・ド・クーベルタンによって制作されたものであり、古代オリンピック開催地のデルフォイの祭壇にあった休戦協定を中に刻んだ五輪の紋章をヒントに作られたとされています。
オリンピックの開催周期
“オリンピック”とはご存知の通り4年に一度開催される世界的なスポーツの祭典です。
スポーツを通した人間育成と世界平和を究極の目的とし、夏季大会と冬季大会を行っています。
当初は夏期と冬期は同じ年に開催されており、夏季オリンピックの第1回大会は1896年に開催され、冬季オリンピックの第1回大会は1924年に開催されました。
1924年に冬季オリンピックが開催されて以来、途中に戦争の影響を受けてオリンピックが中止された年以外は、1992年に行われたアルベールビル冬季オリンピックまではずっと同じ年に開催されてきました。
ですが、1992年に行われたアルベールビルオリンピックの後に開催された冬季のオリンピックが1994年のリレハンメルオリンピックとなり、ここで開催される年が2年ずれることとなったのです。
この件についてIOCからの詳細な説明はされておらず、ずれた理由は不明とされています。
次に何故オリンピックは4年周期で開催されるのかというとこれには諸説あります。
古代オリンピックでは4年を単位とする周期をオリンピアードと呼び、4年に一度オリンピアードの祭典を催していました。
これには古代ギリシア人が太陰暦と太陽歴の両方を使っていたからという説が有力といわれています。
現在、一般的に使われている太陽暦の8年が、太陰暦の8年と3カ月にほぼ等しいことから、8年という周期は太陰暦と太陽暦を合わせるために古代ギリシア人にとって重要な意味がありました。
そこで8年に1回祭典が開かれるようになり、その後、その半分の4年という周期に変化したようです。
また、オリンピックはギリシャ神話の女神アテナを祝福するために行われたのが始まりでし。
アテナは金星神とみなされていおり、その金星と地球が同じ位置で一直線上に並ぶのが4年に1回だったことがその起源である、ともいわれています。
いずれにしろ古代オリンピックの開催周期がそのまま残ってるというのはロマンを感じますね。
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