ありがとうの日
「ありがとうの日」は「サン(3)キュー(9)」(Thank you)の語呂合せで、NPO法人の「HAPPY&THANKS」が制定しました。
「HAPPY&THANKS」では「過去の感謝したいことや人に思いを寄せる日」として、過去にはこの日にイベントなどを開催していたようですが現在では行っておらず、法人自体も活動しているのかなどは残念ながら不明です。
ありがとうという言葉
“ありがとう”とは日本語で感謝を表す時に用いられる言葉です。
漢字で書くと“有り難う”となるのですがこれはその語源となった“滅多にない”や“珍しい”を意味する“有り難し”がが大きく関係しています。
有ることが難しい、本来は起こり得ない出来事、いわゆる“奇跡”が起きた時には仏様に向かって“有り難し”と唱えていたようです。
この“有り難し”の連用形である“有り難く”がウ音便化したものが、“有り難う”となったのです。
もしくは仏教語であったとも言われ、仏教の経典の一つ“法句経(ほっくきょう)”にある生命の驚きと感動を伝える言葉が、時代と共に感謝を表す言葉となったとも言われています。
この語源からかつて“ありがとう”の反対語は“当たり前”であるという話が話題となりました。
上記のように“ありがとう”は“本来は起こりえない出来事”でありとすればその反対は“普通にある出来事”、つまり“当たり前”となります。
これは日々の出来事全てが“本来は起こりえない出来事”の積み重ねなので感謝の心を忘れないように、というニュアンスが込められているようです。
ですが現代でいう“ありがとう”は“感謝”の意味であり、“感謝”の反対語は“当たり前”ではないとする意見もあり他、“ありがとう”が相手の行動に対して好意を示す言葉であることから、相手の行動を余計だと思う“余計なお世話”といった言葉が反対語だとする説もあります。
どちらが一概に正しいとは言えませんが、日々の出来事に感謝をする気持ちは忘れないようにしたいものですね。
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