プリンの日
「プリンの日」は「プリンを食べると思わずニッコリ」の「25(ニッコリ)」という語呂合わせが由来で、乳製品メーカーである「オハヨー乳業株式会社」によって制定されました。
またオハヨー乳業株式会社から発売されている商品の中でもプリンは人気商品が多かったかた、という理由もあるそうです。
プッチンプリンはプリンではない?
スーパーなどでよく目にするプリンといえばグリコ乳業の“プッチンプリン”を思い浮かべる人も多いと思います。
実はこの“プッチンプリン”は厳密に言えばプリンではなかったりします。
というのも、“プリン”とは“プリン型に牛乳と砂糖を混ぜた卵液を流し込み、加熱してカスタードを凝固させたもの”で、焼くものと蒸すものがあります。
牧場や洋菓子店で売られているプリンはこの方法で作られているので、食感などがプッチンプリンとは違うのです。
ですがプッチンプリンはこの方法ではなく“ケミカルプリン”と呼ばれる方法で作られています。
“ケミカルプリン”とは“ゼラチンなどのゲル化剤でゼリー状に固めたもの”のことで、ゲル化剤で固めることでよりなめらかな舌触りになります。
ゼラチンを使うことからその製法はババロア(生クリームを用いて泡立てる)に近似するものだそうです。
盛り付ける際に皿に伏せた状態で簡単に取り出せるよう、容器の底に空気を入れる穴を開けるための突起を予め付けた商品もあり、まさにプッチンプリンが該当します(突起を折ると小穴が開いて空気が入り中身が抜けやすくなる)。
ケミカルプリンを作る際は、ゼラチンを冷やし固めて作るため上記のプリンのように加熱する必要がありません。
これを一般家庭で温かい牛乳やお湯を用いて簡単に調理できるよう商品化したものが粉末プリン(いわゆるプリンの素)なのです。
ですがおいしさには変わりないので是非いろんなプリンを食べ比べてみましょう。
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