焼き肉の日
「焼き肉の日」は「やき(8)に(2)く(9)」の語呂合せで、全国焼き肉協会が1993年から実施しています。
地域社会への貢献と販売促進を目的とし、全国各地の加盟店が、社会福祉施設等をお店に招待したり、出張バーベキュー等を行っているところもあるようです。
またこの時期はまだ夏の暑さが残っていて夏バテ気味であることから「焼き肉でスタミナをつけてもらうこと」という事も目的となっています。
焼肉店が食事後にガムをくれる理由
“焼肉”とは一般的には焼いた肉をタレ(醤油を基本に酒、砂糖、ニンニク、ゴマなどを調合して作った配合調味料)や塩、胡椒もしくはレモン汁などに付けて食するもので、同時に野菜も調理する場合もあるが、それらを含めて“焼肉”と呼びます。
材料には牛肉がよく用いられますが、焼肉店では豚肉、鶏肉などの獣肉、ウィンナーやソーセージ、魚介、野菜、杏仁豆腐やフルーツカットなどのデザートも提供されており、またキムチやクッパ、ビビンバ、朝鮮式冷麺など朝鮮の食文化を象徴するサイドメニューも一緒に提供されることが多いです。
肉を焼く方法には、直火焼き(網焼き、串焼き等)と鉄板焼きがあります。
直火焼きは焼くときに脂が滴り落ち表面がカリッと仕上がるので比較的さっぱりとした味となり、火で直接炙るので焦げ目がつきやすく、落ちた脂による煙で多少燻されるので香ばしい風味が特徴です。
一方の鉄板焼きは脂が落ちにくく、直火で炙られることが無いため水分が飛ぶことが少なく、比較的シットリとしてコクのある食感となります。
調理師により調理されたものを提供されるものやガスや電熱台などを使用するものよりも、七輪やグリルに木炭を使用し直火あぶりで各自が焼くものの方が野趣めいて好まれることが多いとされています。
そして焼肉を食べた後には必ずと言っていいほどガムを店舗側から渡されます。
これは口臭ケアと口の油っこさをスッキリしてもらうよう渡されるのですが、実は別の理由もあるのをご存知でしょうか。
ガムには唾液の分泌を促して消化をスムーズにしてくれる効果があり、焼肉はつい食べ過ぎてしまうことも多いので、ガムで胃腸の働きを整えた方がいいという理由がからガムを渡すお店が多いのです。
またいわゆる“胸やけ”対策にも有効です。
そもそも胸やけとは胃食道逆流症といい、胃酸などが食道へ逆流することによって生じます。
つまり、出すぎた胃酸が逆流しないようにガムを噛んで唾液を分泌させ、食道の胃酸を胃まで洗い流してくれる効果があるのです。
夏休みも佳境ですので最後に外食にいったり、バーベキューをしたりする家庭も多いかと思われます。
食べ過ぎなどで体調を崩さないよう、食後のケアはガムでしっかりとするのが良いかもしれません。
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