クロスワードの日

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「クロスワードの日」は「ク(9)ロ(6)スワード」の語呂合せで、クロスワード作家・滝沢てるお氏の提案により、『月刊クロスワードハウス』等を発行していた廣済堂出版が1992年に制定しました。

世界最大のクロスワード

“クロスワードパズル”とは“カギ”と呼ばれる文章によるヒントを元に、タテヨコに交差したマスに言葉を当てはめてすべての白マスを埋めるパズルのことです。

通常は四角形であり、文字の入る白マスと入らない黒マスから成るもので、白マスにはカギを配置するための数字が振られていて、日本語のクロスワードパズルの解にはカタカナを用いることが多いです。

1913年12月21日、“ニューヨークワールド”紙にイギリス生まれの記者アーサー・ウィンが制作した物が掲載されたのが最初と言われています。

当初は“word-cross puzzle”という名前でしたが後に“crossword”に変えられ、その後“ボストン・グローブ”紙など他の新聞にも掲載されるようになり1924年には最初の本が出版されました。

1930年には初めて辞書に“crossword”という単語が収録されます。

日本語のクロスワードパズルとしては、1925年3月から“サンデー毎日”誌に連載されたのが最初であり、現在では専門雑誌から一般の雑誌・新聞などの懸賞問題に至るまで幅広く楽しまれています。

このように通常は雑誌などに載る程度の大きさなのですが、世界最大のクロスワードはその大きさを遥かに凌駕します。

その大きさは縦129×横1,899マスで全長13m(高さ90cm)もある巻物状のもので、6万6,666語を駆使する“メガクロス”と呼ばれるものです。

これはパズル雑誌“パズル通信ニコリ”を発行し、新聞、雑誌などにクイズを提供しているクイズ専門出版社ニコリが、同誌の創刊35周年事業として製作したものになります。

特製の紙を使用しカギを書いたA4判の本(タテヨコそれぞれ1冊)と答えがセットとなって25万円+税と価格も凄いです。

ただ大きいだけではなく、政治・経済からスポーツ、芸能、古語、サブカルチャーまで多岐に渡るジャンルから出題され、その道のプロでも難しいと感じられる言葉も使用されるという難易度も高くなっています。

2016年の6月に販売され、現在では書籍版(35,000円)も出ているそうですので、そこらのクロスワードでは満足できないという方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

 


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