オペラ記念日

イメージ_オペラハウス

「オペラ記念日」は1894(明治27)年のこの日に、東京音楽学校(現在の東京芸術大学)奏楽堂で明治以降日本で初めてのオペラが上演されたことが由来です。

演目はグノー作曲の「ファウスト」第1幕で、オーストリア大使館職員が出演し、ドイツ海軍軍楽隊長で「君が代」を編曲したフランツ・エッケルトが指揮をしました。

1903年には東京音楽学校と東京帝国大学の教師の指導の下で、グルックの「オルフェウス(オルフェオとエウリディーチェ)」が上演され、1911年に帝国劇場が創設されたことによって歌劇部が併設されて、小規模ながらもオペラの上演が定期的に行われるようになりました。

オペラの怪人のシャンデリア落下は実際に起こった事故が元ネタだった

“オペラ”とは演劇と音楽によって構成される舞台芸術のことで、歌劇とも呼ばれます。

舞台上で衣装を着けた出演者が演技を行う点で演劇と共通していますが、台詞だけではなく、大半の部分(特に役柄の感情表現)が歌手による歌唱で進められることが特徴です。

歌手は器楽合奏により伴奏されつつ歌い演じ、伴奏は多くの場合交響楽団規模の編成に及びます。

一般にオペラ歌手といえば力強い歌声を出すために太っているイメージを持つ方もいるかもしれませんが、これは完全な偏見になります。

オペラ歌手は長い時には1時間以上も舞台に立って歌い続けなければいけないため、実はかなり鍛えられおりただ太っているだけではないのです。

当然スリムなオペラ歌手も存在し、そもそも歌声のボリューム自体が体格てはなく声帯に依存するため、体が大きいからといって歌声が大きくなるわけはありません。

オペラで有名なものといえば“オペラ座の怪人”というものを聞いたことがある人も多いと思います。

“オペラ座の怪人”とはフランスの作家ガストン・ルルーによって1909年に発表された小説で、これを原作として多数の映画、テレビ映画、ミュージカルなどが作られています。

“オペラ座の怪人”のあらすじはバージョンによって様々ですが下記のようになります。

かつてパリにあるオペラ座には、醜い顔を仮面で覆った怪人が住んでいました。

音楽の才能に溢れていた怪人は美人だけれど脇役しか回されていなかったクリスティーヌに、天井裏から姿を見せずに話しかけ歌のレッスンをします。

ある日次回の舞台のリハーサル中、オペラ座のシャンデリアが落下し、主役の女性は怖くなってその役を降りてしまいます。

そこで白羽の矢が立ったのはクリスティーヌであり、クリスティーヌはその舞台で主役を演じ大成功を収めます。

トップ女優となったクリスティーヌは貴族のラウルと恋人同士になり、怪人は二人に嫉妬しクリスティーヌを誘拐したり、シャンデリアを落とそうとしたりしますが、いずれもラウルの手によってクリスティーヌは難を逃れます。

それからある年の大晦日にオペラの上演中に怪人は現れ二つの要求をします。

ひとつは自分が作ったオペラを上映すること、主役はもちろんクリスティーヌで、二つ目は舞台のよく見えるボックス席を自分専用とすること。

怪人の要求どおりにオペラを上映するときっと専用のボックス席に怪人は現れるだろうと、ラウルは張り込んでいたのですが怪人は現れません。

実は怪人は主役の男性を殺して、クリスティーヌの相手役として舞台に上がっていたのです。

上演中にそれに気づいたクリスティーヌは怪人の素顔を観客の前で暴いてしまい、怒った怪人はクリスティーヌをさらって自分の隠れ家(オペラ座の地下)へと消えていきます。

ラウルは二人を追って怪人の隠れ家へたどり着きますが、逆に怪人に首に縄をかけられてしまいます。

そして怪人はクリスティーヌに自分を取るかラウルの死をとるか迫り、愛するラウルの命を守るため怪人にキスをしたクリスティーヌに怪人は二人でここを立ち去るよう言います。

地下からクリスティーヌとラウルは脱出し、その後怪人の姿を見るものは一人もいませんでした。

このシャンデリアが落ちる事故というものは創作ではなく、実は実際に起こった事故が元となっています。

1896年5月20日に火災の影響からオペラ座に吊るされていたシャンデリアが客席へと落下し、死傷者を出すという事故がありました。

ガストン・ルルーは新聞記者でもあったので、この事件や実際のオペラ座(ガルニエ宮)の構造や地下の広大な奈落、建築経過などを詳しく取材しており、尚且つオペラ座が建設された当時の実際の幽霊話や陰惨な事件などを用いて、虚構と現実が入り交じったミステリアスな怪奇ロマンとして執筆したのです

現代日本でもオペラだけでなく、オペラの派生であるミュージカルや簡易版のオペレッタ(軽歌劇)なども開催されていますので、ぜひ一度観てみてはいかがでしょうか。

 


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