写真の日
「写真の日」は1841(天保12)年のこの日、日本初の写真が撮影されたことから、「写真の日制定委員会」が1951年に制定し、日本写真協会が主催しています。
写されたのは薩摩藩主の島津斉彬で、撮影したのは長崎の御用商人・上野俊之丞でした。
「東洋日の出新聞」に掲載された上野俊之丞の息子・彦馬の口述による記事「日本写真の起源」の記述をもとに、この日が日本で初めて写真が撮影された日とされたが、後の研究で、それ以前にも写真撮影が行われていたことが判明しています。
写真を撮る時のあの言葉
よく記念写真を撮る時などに“はい、チーズ!!”と言ったことがある人は多いと思います。
ではなぜ“チーズ”なのか疑問に思った人もいるかもしれません。
写真とチーズは直接の関係があるわけではありません。
これは実はフランスが深く関係しています。
フランスは一年を通して温暖な気候がチーズの生産に適しており、実に400種類以上ものチーズの原産国です。
当然国民にもチーズはなじみ深いものです。
フランス語で“チーズ”は“フロマージュ”ですのでフランス人がそう言ったわけではありません。
フランスはカメラを最初に発明した国であり、そのつながりから、英語圏の人たちは写真を撮るとき“”Say cheese!”と言うようになったのだそうです。
呼びかけに対して、言われた方(撮られる方)は“Cheese!”と返します。
すると口が横に開いて自然に笑顔になるというわけです。
アメリカでこの掛け声が使われるようになったのは1940年代後半で、日本に伝わってきたのは1963年頃。
雪印乳業がチーズのCMでこの言葉を使ったのが広まるきっかけとなりました。
ただし“チーズ”の“ズ”まで発音すると口の形は当然“う”になってしまいます。
ですので写真屋さんの中には“1足す1は?”で口の形が笑顔になる“2”を引き出す方もおられるそうです。
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5月31日
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6月1日
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