気象記念日
「 気象記念日」は1875年のこの日、東京・赤坂葵町に、日本初の気象台「東京気象台」が設置され、東京で気象と地震の観測が開始されたことが由来で、東京気象台(現在の気象庁)が1884年に制定しました。
1887年には「中央気象台」と名前を変え、1956年、「気象庁」として運輸省(現在の国土交通省)の外局に昇格した。
また、1884年のこの日に、日本で最初の天気予報が出されましたが、その予報は「全国一般風の向きは定まりなし、天気は変り易し、但し雨天勝ち」という非常に曖昧なものだったそうです。
降水確率ってどういう計算で求められる?
天気予報でよく“今日の降水確率は○○%でしょう”などと聞いたことがあると思います。
仮に“降水確率50%”とするとこれは“2分の1の確率で雨が降ります”ということではありません。
同じ気象条件(天気図、気圧など様々な要因)の場合に、“過去に2分の1の確率で雨(もしくは雪)が降りました”という意味であり、あくまで参考データなのです。
ここで言う雨とは一定時間内での1mm以上の雨のことをいいます。
また、この確率は四捨五入で計算されているので、“降水確率0%”といっても実際は“0%~4%”の間になるので、絶対に雨が降らないとは言い切れないのです。
天気予報で雨の予報なのに、実際には雨に降られなかったというのは日常茶飯事です。
そのせいか降水確率には様々な誤解があるようです。
【降水確率に関する誤解】
・予報地域内で雨が降る面積の率
その地域で雨が降ると予想される場所の面積を率で表しているという誤解。
・その時間帯で雨が降る時間の率
予報時間区分の中で雨が降っている時間と降っていない時間の比率という誤解。
・雨の強さ
降水確率が高いと降水量が多いという誤解。1mm以上の雨か雪で降ったことになるので、1mmでも100mmでも降水確率は同じ。
降水確率はその時間帯、その予報区の中で、1mm以上の雨が観測される確率です。
極端な話、観測点の周りにしか雨が降ってなくても雨が降ったことになり、観測点以外の場所で雨が降っても、雨が降っていないとされてしまいます。雨が降った時間の長さや面積も関係ありません。
降水確率の定義がこうなっている以上、単に30%と予報されても本当に雨が降るか降らないかは、30%という数字よりもかなり幅があるのが実際のところのようです。
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