イタリアンワインの日
「 イタリアンワインの日」はイタリア大使館とイタリア貿易振興会が2007年に制定しました。
イタリアの祝日「共和国記念日」にあわせてイタリアワインをPRするイベントが行われます。
イタリアには2000種類以上のぶどうの品種があるとされていて、地域によってぶどうの品種を生かしたワインが作られており、地域ごとに様々な味が楽しめる事がイタリアワインの魅力だとされています。
ワインの○○年ものの意味
ワインとはご存知の通り、主としてブドウの果汁を発酵させたアルコール飲料であり、葡萄酒とも呼ばれます。
このワインには賞味期限の表示がありません。
ワインは普通の食品のように、製造直後から劣化するのではなく、瓶詰め後も10年以上にわたり熟成を続けます。
このような商品に一律に賞味期限表示を行なうことは、食品衛生法の賞味期限表示の考え方とも合致していないということです。
またワインは熟成させるほど味や香りに深みが増していきますが、瓶詰後も熟成を続けるのは他のアルコールにはない特徴です。
ウイスキーやブランデーはいったんボトルに詰めた後は、何年たっても味が深まることはありません。
ですので“何年もの”という言葉で語られるのはワインだけなのです。
ウイスキーにもよく“○○年もの”という呼び方がありますがこれはワインのそれとは意味が違ってきます。
ウイスキーは蒸留酒(スピリッツ)に分類されるお酒。
原料のモルト(大麦麦芽)、もしくはグレーン(トウモロコシや大麦、小麦)を発酵させて、その発酵させたものを今度は蒸留させています。
蒸留させただけの段階では、実はまだ無色透明であり、この無色透明のお酒を、木製の樽に詰めて長期間熟成させなければなりません。
樽で熟成させたウイスキー(原酒)は、実はその樽ごとに微妙に味や特徴が異なってくるのです。(樽の木も中身のウイスキーも生き物、計算どおり均一には熟成してくれない)
当然ながら、商品化するにあたっては、ボトル毎の味を均一化させる必要があり、そのためあえて色々な樽の原酒をブレンドして、目標とする味わいのウイスキーに仕上げて初めてボトルに詰められます。
毎年ウイスキーは製造されていますから、当然各年の原酒が存在します。
ということは仮に“12年”のウイスキーは12年物の原酒だけをブレンドして作られている、と思いがちですが違います。
実はこの原酒のブレンドはいろいろな熟成年数の原酒を混ぜて行われており、各年の原酒をブレンドした中で、最も若い原酒の熟成年数を表記しているのです。
当然12年以上の原酒が混ぜられている場合もありえます。
同じ”何年もの“でもワインとウイスキーではかなり意味が違いますね。
ワインの醸造の歴史は古く、東欧の国のジョージアでは8000年前の遺跡からワインの醸造が行なわれていた形跡が見つかっています。
もしかしたら今後“何千年物のワイン”なるものが見つかるかもしれません。
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