オリエンテーリングの日
「オリエンテーリングの日」は1966年のこの日、東京・高尾山で日本初のオリエンテーリングが行われたことが由来です。
オリエンテーリングとは、地図とコンパスをたよりにチェックポイントを順番にたどってゴールするまでの時間を競うスポーツです。
オリエンテーリングとは
“オリエンテーリング”という言葉を聞いたことはあっても実際はどういうものなのか知ってる人は少ないかもしれません。
そもそも“オリエンテーリング”とは特別に作られた地図を使って大自然の中を駆け巡り、チェックポイント(コントロール)を辿りながら可能な限り短時間で走破するスポーツであり、地図読みやナビゲーション技術とアウトドアレクリエーションを繋ぎあわせた、とてもチャレンジングなスポーツなのです。
メンタル的な能力とフィジカル的な能力のどちらもが“オリエンテーリング”には要求されますが、“オリエンテーリング”は年齢や技術レベルによってコースやクラスを合わせることができ、すべての人、まったくの初心者からエリート競技者まで開かれたスポーツでもあります。
オリエンテーリングの大会では、そのコースを最も速く走破したものが勝者となります。
オリエンテーリングの大会では10歳未満から80歳以上までクラスがあり、まさに“a sport for life”、生涯スポーツとしてふさわしいスポーツなのです。
1996年にオリンピック種目にオリエンテーリングを加えようという運動が始まりました。
2001年にワールドゲームズの一種目となり、夏のデフリンピック(4年に一度開催される聴覚障害者のための国際総合スポーツ競技大会)にも加えられています。
しかし、オリエンテーリングがテレビ中継にも観戦にも向かない競技であること、また、競技会場は都市圏から離す必要が出る場合が多く、競技時間が他の個人スポーツ種目に比べて長い、といった欠点についての認識はオリンピック種目への追加を推進しようとする側でも共有されています。
このため、オリンピック種目に向く競技形式の確立が求められることとなり、パーク・オリエンテーリング、マイクロオリエンテーリング、スプリント・リレーといった競技形式が出てきました。
オリエンテーリングが70年代に日本に輸入されたときに、“国民体力づくり運動”の一環としてレクリエーション手段としてのPRを強化した結果、オリエンテーリングの一種目としての“グループクラス”が一般に浸透してしまい、本来の競技スポーツとしての理解が得られにくくなった、という経緯があります。
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