メンマの日
「メンマの日」は1950年のこの日が株式会社富士商会の設立日であることが由来で、同社によって制定されました。
株式会社富士商会とはメンマの製造販売や中華材料の輸入販売を行っている企業であり、「メンマの日」とは「メンマの存在価値を向上させて、正しい情報提供を行うきっかけにする」という目的の他、「メンマを日本人の食卓に普及させる」という目的もあるようです。
割り箸メンマが広まってしまった理由
“メンマ”とはタケノコを乳酸発酵させた加工食品またはそれを味付けした製品で、もともと中国南部や台湾においてマチク(麻竹)を発酵させて食用にされていた食品です。
日本ではラーメンのトッピングに使われるほか、酒のつまみとしても用いられ、炒めたりゴマを振りかけたりキムチに和えたりと多様な食べ方があります。
日本国内に生えている竹を使ったメンマも極僅かに製造されていますが、国内消費量の99%は中国内などからの輸入品です。
日本語での“メンマ”という名称は、台湾出身で丸松物産を経営した松村秋水が考案したとされており、“ラーメンの上のマチク”がその由来になります。
以前は“支那竹(シナチク)”とも呼ばれていましたが“支那竹”の“支那”という単語に台湾政府が抗議したため、“メンマ”という新しい呼び名が考えられたのです。
桃屋が1968年からテレビCMで“メンマ”と称してからこの呼称が普及しました。
かつて“割り箸からメンマが作られる”という噂がまことしやかに囁かれた時期があったのをご存知でしょうか。
現在でも検索するとその製法が動画付きなどで数多く出てきますが、当然できるわけがありません。
この“割り箸からメンマが作られる”という噂は2007年4月1日にブロガー“高瀬克子”さんによって掲載された記事が発端のようです。
記事の最後にはエイプリルフール用のネタと書かれているのですが、それを見逃してしまうと信じる人が出てきてもおかしくないくらい“それっぽく”作られています。
それだけ割り箸とメンマが似ていると思う人が多かったと考えられるかもしれません。
割り箸からメンマを作ることはできませんが、ちゃんとした自家製メンマの作り方はたくさん公開されていますので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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