ボクシングとはご存知の通り“拳にグローブを着用しパンチのみを使い、相手の上半身前面と側面のみを攻撃対象とする格闘スポーツ”で、チェスはもちろんあの“2人で行なうボードゲームであり、マインドスポーツの一種”のことです。
この一見すると真逆のような2つの競技ですが、これらを組み合わせた”チェスボクシング“なるものが存在することをご存知でしょうか。
チェスボクシングは1992年にコミック作家のエンキ・ビラルによって構想され、この構想はビラルの『冷たい赤道』という作品の中で詳細に描かれています。
チェスボクシングの試合は、チェスとボクシングを交互に行うことによって進められます。
ボクシングのリング上にて、まず4分間チェスをプレーした後、次は普通のボクシングの1ラウンドと同じ3分間、同じリング上で激しく打ち合うというもので、勝敗はチェスかボクシングのどちらかで勝てば良いとのことです。