みかんとオレンジはもともとインドの野生のミカンが原種とされています。
それが“地中海沿岸を中心に広まり独特な品種になった”のが「オレンジ」、“中国やアジア方面に広まった”のが「みかん」となります。
日本人がよく食べる「みかん」の正式名称は「温州(うんしゅう)みかん」といいます。
中国の温州はみかんの産地として有名なところだったので中国が原産地のように思えますが、温州みかんは鹿児島県の長島地域が原産地といわれており、長島の東町には温州みかん発祥の地と言う碑があります。
中国の「温州」のみかんのように素晴らしいみかんをつくろうという思いをこめて温州みかんと名がつけられたそうです。