おもちゃの日
「 おもちゃの日」は日本玩具協会・東京玩具人形問屋協同組合が1949(昭和24)年に制定しました。
端午の節句に因み、おもちゃや人形のPRの為に設けられました。
一度買えば一生遊べるレゴブロック
今でこそレゴブロックで有名ですが、LEGO社は最初から“ブロック”を造っていたわけではありません。
社名が”LEGO“になる前は木工所で、家具を作っていたそうです。
家具作りのノウハウを生かして木製の玩具を作り始めたのが現在まで続くレゴブロックの歴史の始まりでした。
この頃のブロックはスタッドの上にLEGOマークもなく、裏は空洞でチューブもありません。
組み上げたときにブロック内の気圧の変化でうまく組めなかったり、逆に外れなくなる事を防ぐため、ピースの横に溝をつけていました。
そして改良を重ね、現在のしっかりと組めるブロックになっていきます。
一見単純な形をしていますが成形処理は非常に精密で、標準規格に適合しない数は100万個中たった18個だけしかないほどです。
また耐久試験では組んで外すを繰り返し、17万回まで耐えられると言う結果が出ており、これは毎日組んで壊しても400年以上遊べる計算になります。
このような製造への気遣いによりレゴ社は何十年にも渡って高い品質を維持しており、30年前に製造された部品と現在の部品はしっかり結合させることが可能になっています。
レゴブロックの平均耐久荷重が4,240Nなので、1個当たり1.152gとして計算すると、なんと375,000個のレゴが理論的には積み上げられることになり、それは高さにするとおよそ3.5kmにもなるとされています。
実際に住める家や普通に走れる車も作られたことがあります。
今から20年以上前には、レゴ社は戦争を推奨していると思われたくないという理由から、戦争を連想させる乗り物を作ることのできる緑色のブロックを増やしていないと言われていました。
レゴが子どもたちにとって、戦争への興味や憧れにつながる玩具にしたくないという強い思いがあったのではないかと考えられます。
現在でも映画のシーン再現のための機関銃や自動小銃は製品化されていますが、オートマティックの拳銃(ハンドガン)と、黒い色のリボルバー式の拳銃は製造されていません。
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