パフェの日
「パフェの日」は1950年のこの日、巨人の藤本英雄投手が日本プロ野球史上初のパーフェクトゲーム(完全試合)を達成したことに因み、「パフェ(parfait)」がフランス語で「完全な(パーフェクト)」という意味であることから制定されました。
一見デザートのパフェの記念日かと思いきや実は野球に関連した記念日なのです。
「パフェの日」はパフェの愛好家によって制定されたそうで「美味しさ、美しさ、オリジナリティの豊かさをより多くの人と楽しみたい」という事を目的としているそうです。
“パフェ”と“サンデー”と“ア・ラ・モード”の違い
レストランなどに食事にいくとメニューに並んでいることも多く、メインの食事が終わってもつい食べたくなってしまうものです。
ですがこの“パフェ”と“サンデー”と“ア・ラ・モード”の違いはいまいち分からないという方も多いかもしれません。
1.パフェ
“パフェ”の発祥は1910~20年頃のフランスです。
卵黄に砂糖やホイップクリームを混ぜたものを、型につめて凍らせた冷菓(今でいうアイスクリーム)に、ソースや冷やした果物を添えて皿に乗せたもので、現在日本で言われる“パフェ”とは、違うものだったようです。
色々なスイーツがそろっているので、フランス語で“完璧”や“完全”を示す“パルフェ”と呼ばれ、それを英語読みにしたものが“パフェ”になります。
“完璧なデザート”もしくは“スイーツ全部”と言う意味だと思われます。
2.サンデー
“サンデー”の発祥は1890年代頃のアメリカで、実はパフェよりも古いものなのです。
正確な起源は不明ですが一番信じられている説としては、チョコレートシロップをアイスクリームにかけたものとされています。
なぜ“サンデー”という名前なのかは、当時条例でクリームソーダを売ることが禁じられていた日曜日に5セントでクリームソーダの代わりにこのデザートを提供するようになったからとされています。
当初は日曜日限定で販売されていたようですが、ある女の子が毎日食べたいと希望したことから毎日販売するようになったようです。
このことから日曜日の“サンデー(Sunday)”が名前の由来と言われていますが、アメリカ人にとってキリストの安息日は特別な意味を持ち、安息日をそのまま名前にするのは不敬なのでは、と言うことで“Sunday”→“sundae”と少しつづりを変えたと言う説があります。
パフェが食後のデザートだったのに対して、サンデーはおやつ的なポジションであり、ボリューム的にパフェよりもおとなしい傾向があるようです。
3.ア・ラ・モード
時期は不明ですが、日本が発祥とされています。
“ア・ラ・モード”とはカスタードプリンを中心として、乳製品(生クリームやアイスクリーム)、フルーツ、シロップ(チョコレート、ストロベリーなど)、香草(ミントなど)、などが添えられているものです。
“ア・ラ・モード”は“最新の”、“流行の”、“洗練されたもの”を意味するフランス語からきており、神奈川県横浜市中区にあるホテルニューグランド“ザ・カフェ”が考案したとされています。
この3種類は共通点も多く、お店側が決めた名前でそのまま呼ばれることが多いようです。
ですが“ア・ラ・モード”は“パフェ”や“サンデー”と違ってソースが掛かっていないことが多いのと、比較的平たい皿に盛りつけられているところで区別できると思われます。
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