ゼリーの日
「ゼリーの日」はゼラチンを主原料とすることから「ゼラチンの日」と同じ日を記念日とし、日本ゼラチン工業組合が2005年に制定しました。
「ゼラチンの日」についてはゼラチンがフランス料理によく使われることから、フランスを代表する記念日であるパリ祭の日をその記念日としたことが由来となっています。
ゼリーが容器いっぱいに詰まっている理由
“ゼリー”は、果汁、ゼラチン、砂糖の組み合わせで作る簡素な生菓子を基本とし、これに、香料、果肉、乳製品、鶏卵、酸味料などを加えることで、多くのバリエーションが生まれます。
フランス料理でジュレとして使われる場合は甘くない場合が殆どです。
市販のゼリーを食べようと蓋を開けた際、中の液体が飛び出てしまったという経験は誰もがあると思います。
ここで何故容器の縁いっぱいに詰まっているのか、と思われた方もいるかもしれません。
これにはきちんと理由があり、大きく2つに分けられるそうです。
一つは“酸化防止”のためとなります。
カップの中に空気が入っているとゼリーの品質が悪くなってしまうのです。
空気の入っている商品も存在しますがそれらは冷蔵で3ヶ月ほどしか保たず、容器いっぱいに詰まっているものは常温でも6ヶ月〜10ヶ月は保つとされています。
二つ目は“食感の維持”です。
容器いっぱいに詰めることで運搬時の衝撃から守っているそうです。
また飛び散る液体の正体はゼリーそのものとなります。
というのもゼリーは、まずカップに果物を入れる⇒ゼリー液で満たす⇒フタをして密閉する⇒殺菌⇒冷却して固めるという行程で作られます。
そしてあの液体は冷却して固まったゼリーからにじみ出たもの、だそうです。
現在開けやすいシール材の開発や、中身が飛び散りにくくする研究が行われているとのことでした。
普段は甘いゼリーしか食べないという方も多いと思います。
たまには甘くないゼリー料理に挑戦してみてはいかがででしょうか。
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