パインの日
「パインの日」は八(は)一(い)で「パイン」の語呂合せで、沖縄県・農林水産省などが共同で制定しました。
パインの消費拡大を目的とされており、沖縄県の各地で製菓業者によるパインのPR活動が行われているそうです。
また関連した記念日として8月17日「パ(8)イ(1)ナ(7)ップル」の語呂合せで「パイナップルの日」として株式会社ドールが制定しています。
パインを酢豚に入れても意味が無い?
“パイナップル(pineapple)”とは、熱帯アメリカ原産のパイナップル科の多年草のことです。
和名は鳳梨(ほうり)であり、単にパインと略して呼ばれることもある他、また、果実だけをパイナップルと呼び、植物としてはアナナスと呼ぶこともあります。
“パイナップル(pineapple)”という名前は、本来は松 (pine) の果実 (apple)、すなわち“松かさ”(松ぼっくり)を指すものでしたが、これが18世紀ごろに似た外見をもつ本種の果実に転用され今に至ります(英語の“apple”という語は、かつては“リンゴ以外をも含む果実一般”を指すものとしても用いられていた)。
熟した果肉の皮を剥いて生食に用いることが多く、パイナップルを切り分けて調理する際に包丁やナイフが用いられるが、パインピーラー(パイナップルの上部から押さえつけていくことで内部に取り付けられた刃によって軸と皮の部分を切り落としていき、パイナップルをリング状・放射状に切り分ける道具)や、パインスライサー(パイナップルの軸の部分に刃を差し込み、スライサーの本体を手で回していくことでパイナップルが螺旋状にスライスされる道具)といった専用の道具が用いられることもあります。
採取後は保存による追熟がないため、十分に熟したものを採取した直後がもっとも美味しいとされています。
酵素の働きにより肉類と一緒に摂ると胃で消化しやすくなります。
また、ブロメリンという成分が生肉と一緒にしておくと多少肉を柔らかくする効果もあるため、果肉を用いる料理としては酢豚が著名です。
ただしブロメリンは60℃以上で活性を失うため、肉と一緒に高温で加熱調理する場合は肉を柔らかくする効果は得られなません。
肉と共に漬け置く場合は多少の効果は得られるものの、青く未成熟のパイナップルやその果汁に限るなど条件が厳しいものとなっています。
そのためパイナップルは料理に関しては彩りや味のアクセントなどの域を出ず、さらにパイナップルの缶詰は封入後、100℃以上の熱湯で加熱殺菌処理されているため肉を柔らかくする効果は期待できません。
パインを食べると舌がぴりぴりすることがありますがこれはパインの酸味によるものではありません。
正確には人間の舌は表面が唾液に含まれるタンパク質で覆われていますが、ブロメリンにはこのタンパク質を分解する効果があります。
このタンパク質が分解されると舌がむき出しの状態となってしまい、ここにパインの酸味の刺激によってぴりぴりと感じてしまうのです。
酢豚などの肉料理にパインが入っていることは賛否両論で好き嫌いがはっきり分かれると思います。
肉を柔らかくすることにパインがあまり効果的でないことを鑑みると、今後は無くなっていくかもしれませんね。
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7月31日
今日は何の日?
8月1日
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明日は何の日?
8月2日