電子コミックの日
「電子コミックの日」は2004年のこの日に総合電子コミックサイトである「コミックシーモア」がサービスを開始したことが由来で、サービス開始10周年を記念してNTTソルマーレ株式会社が制定しました。
「電子コミックを通じて日本を元気にする」ということが目的のようです。
電子コミック市場は年々その市場が拡大しており、今後もますます拡大していくことが予想されています。
コレクションの目的で実物を買い揃える方も多いと思いますが、やはりどこでも手軽に読める電子コミックは便利です。
電子書籍の歴史
“電子書籍”とは、紙とインクを利用した印刷物ではなく、電磁的に記録された情報のうち、従来の書籍(雑誌を含む)を置き換える目的で作成されたコンテンツのことです。
そのため目次、ページ送り、しおり、奥付など書籍としての体裁を整えたものが多く、再生には電子機器のディスプレイのほか、スピーカーが必要な場合もあります。
電子書籍はソフトウェアであるコンテンツだけを指すものですが、ハードウェアである再生用の端末機器(電子ブックリーダー)も重要な要素であり、電子ブック、デジタル書籍、デジタルブック、Eブック、オンライン書籍とも呼ばれます。
電子書籍のコンテンツの多くは、既に出版された印刷書籍の情報を、デジタルな文字情報や必要ならばさし絵をデジタル画像情報へ変換して電子ファイルにすることで、印刷、製本、流通の経費削減や省スペースを図ったもので、コンテンツは有料と無料のものがあり、その多くが無線/有線のネットワークからダウンロード完了後に読むことになります。
紙の書籍では不可能な、ハイパーリンク・動画・音声・振動(バイブレーション)などを併用したコンテンツも存在します。
読者が無線や有線によってインターネットに接続すれば、書籍の購入が即時に行えて本棚に場所を占めずに済み、出版社に相当するコンテンツ・プロバイダ側でも在庫確保と資産コスト、絶版による販売機会の喪失も回避できます。
環境の観点からは、紙・在庫・流通・店舗などの負荷軽減の側面と、電力消費や機器の陳腐化や廃棄などの負荷発生の側面があるようです。
新聞・雑誌・書籍という従来型の出版形態に代わって携帯型の電子装置の表示画面でこれらを読むという考えは実は古くから存在し、1990年から小型の専用機器が販売され、電子書籍の普及に向けた事業がはじまっていました。
最初の電子書籍用リーダーは1990年に発売された8cm CD-ROMを記録メディアに使った日本のソニー製電子ブックプレイヤー“データディスクマン”とされており、その後1993年にNECが3.5インチ・フロッピー・ディスクを使用した“デジタルブックプレーヤー”を発売しています。
5.6型モノクロ液晶画面と数個のボタンで操作する点はサイズなど含めて今日のAmazon Kindleと似た形態でした。
また電子辞書も広義では電子書籍用リーダーの一種であるとみなされることがあります。
2010年4月3日に、まず米国から販売が始まり、その後、5月28日には世界各国でも販売が開始された iPadは、動画や音楽の再生機能やゲーム機能だけでなく、電子書籍閲覧機能も注目されました。
このような“タブレットPC”と呼ばれる平板状の携帯型PCは、スマートフォンでは画面が小さすぎるがノートブックPCでは電子書籍を読むだけの用途には大きく重すぎて不便であると感じていた読者層に適したものとして歓迎され、複数のメーカーから同様の製品が販売されて新たな携帯型情報端末のカテゴリを形成しています。
近年では著作権などを無視した海賊版と呼ばれるサイトも存在しています。
新たな技術が生まれると、法整備が進んでないことから悪用されるケースは過去にも多くありました。
いつかきちんと法整備などが進み、正規のルートで皆が楽しめるようになることを臨みます。
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