俳句の日

イメージ_俳句手帖

「俳句の日」は「は(8)い(1)く(9)」の語呂合せで、正岡子規研究家の坪内稔典らが提唱し、1991年に制定しました。

夏休み中の子供達に俳句に親しんでもらう日とされています。

また、俳句作家の上野貴子氏が代表である「おしゃべりHAIKUの会」によっても同日が「俳句記念日」が提唱されていて、この日を「句会などを通して、俳句の楽しさ、奥深さ、季節感の大切さなどを知ってもらう」ということを目的とした記念日としています。

俳句と川柳の違い

“俳句”とは、とは、五・七・五の十七音から成る日本語の定型詩のことです。

世界最短の定型詩とされ、十七文字十七音十七語とも呼ばれ、俳句の有季定型性を捨象する形で派生した自由律俳句や無季俳句などもあり、俳句を詠む人を俳人と呼びます。

俳句は近世に発展した文芸である俳諧連歌、略して俳諧から生まれた近代文芸です。

室町時代に流行した連歌の遊戯性、庶民性を高めた文芸が俳諧であったが17世紀に松尾芭蕉が出てその芸術性を高め、なかでも単独でも鑑賞に堪える自立性の高い発句、すなわち地発句を数多く詠んだ事が後世の俳句の源流となります。

さらに近代文芸として個人の創作性を重視して俳句を成立させたのが明治時代の正岡子規でした。

正岡子規は江戸末期の俳諧を月並俳諧と批判して近代化した文芸たらしめるための文学運動を行い、発句が俳句として自立しました。

俳句の自立後の視点から、芭蕉などの詠んだ俳諧の発句を遡り、俳句と同一視するようになります。

俳句には次の特徴があります。

・五・七・五の“韻律”で詠まれる定型詩である

・基本として“季語”を入れる

・一か所、必ず“切れ”がある

※例えば有名な芭蕉の句“古池や蛙飛びこむ水の音”では“古池や”の後で一呼吸、句の流れが切れており、これは切れ字の“や”による効果で、読者はその一瞬の休符の合間に、作者を取り巻く環境や作者の思想・感情・情念・背景などを勝手に想像してしまう仕掛けになっている

・余韻を残す

また同じく俳諧に起源を持つ五・七・五の定形詩に“川柳”というものがあります。

川柳も俳句と同じく俳諧連歌の冒頭の発句が独立した俳句と違い、川柳は付け句(平句)を前句から独立的に鑑賞するようになったもので発句の性格を継承しておらず、そこから俳句と対照的な特徴を持っています。

・“季語”がない

・“切れ”がない(一句一姿)

・自分の思いをストレートに言い切り、“余韻”を残さない(穿ち)

子どもの頃に国語の授業などで“俳句”を学ぶことはあっても、実際に触れる機会はなかなか無いかもしれません。

俳句は現代では非日本語圏においても広く受容され創作されています。

英語圏の国々において盛んに詠まれている他、スウェーデン、ドイツ、フランス、ベルギー、オランダ、クロアチア、スロベニア、セルビア、ブルガリア、ルーマニア、アルバニア、ロシア、中国、ペルー、メキシコ、アルゼンチン、ウルグアイ、コロンビア、ブラジル、インド、バングラデシュなどでも句作が行われており、台湾、ブラジルには日本語で俳句を詠む者も多いです。

これだけ世界で愛されている日本のものを、日本人が触れないのは勿体ない気がします。

ぜひ一度、俳句の世界に触れてみてはいかがでしょうか。

 


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