蚊の日

イメージ_蚊取り豚

「蚊の日」は1897年のこの日、イギリスの細菌学者ロナルド・ロスが、羽斑蚊類の蚊の胃の中からマラリアの原虫を発見したことが由来です。

ロナルド・ロスはこの研究の成果が評価されて1902(明治35)年にノーベル生理学・医学賞を受賞し、1911(明治44)年にはイギリスのナイトの称号を叙勲されます。

マラリアは寄生虫によって起こる命に関わる重大な病気であったため、この発見はマラリアによる犠牲者を少しでも減らす大きな一歩となりました。

しかしマラリアの原虫が発見されて以来100年以上経過しているにも関わらず、現在でもマラリアを完全に撲滅することは難しく、主にアフリカを中心として年間数十万人の方が亡くなることもあるそうです。

一晩に何度もくる蚊

“蚊”とは、ハエ目(双翅目)糸角亜目カ科に属する昆虫で、ナガハシカ属、イエカ属、ヤブカ属、ハマダラカ属など35属、約2,500種が存在し、ヒトなどから吸血し種によっては各種の病気を媒介する衛生害虫です。

蚊の最も古い化石は1億7,000万年前の中生代ジュラ紀の地層から発見されています。

蚊は人類にとって最も有害な害虫とされています。

メスが人体の血液を吸い取って痒みを生じさせる以外に、伝染病の有力な媒介者ともなる。

蚊によって媒介される病気による死者は1年間に75万人にもおよび、2位の人間(47万5000人)を抑えて“地球上でもっとも人類を殺害する生物”となっているのです。

マラリアなどの原生動物病原体、フィラリアなどの線虫病原体、黄熱病、デング熱、脳炎、ウエストナイル熱、チクングニア熱、リフトバレー熱などのウイルス病原体を媒介し、日本を含む東南アジアでは主にコガタアカイエカが日本脳炎を媒介します。

地球温暖化の影響で範囲が広くなっていることも問題視されてきています。

蚊による病気の中で最も罹患者及び死者の多い病気はマラリアであり、2015年には2億1400万人が罹患して43万8000人が死亡しました。

こうした蚊による伝染病はカの多く生息する熱帯地方に発生するものが多く、マラリアをはじめ黄熱病やデング熱などはほぼ熱帯特有の病気となっており、また蚊が媒介する伝染病は特定の種類の蚊によって媒介されることが多く、マラリアはハマダラカ、黄熱病やデング熱はネッタイシマカやヒトスジシマカ、ウエストナイル熱はイエカ、ヤブカ、ハマダラカによって媒介されます。

よく夜寝ている最中に何度も蚊に刺されるという経験をしたことがある方も多いと思います。

蚊は普段は花の蜜などを吸って生活しており、血を吸うのは産卵に必要な養分を確保するためにメスだけが行ないます。

その周期は4~5日に1回と実はかなり少ないのですが、吸血中に人間が動いたりすると一度逃げてまた吸いにくることもあり、よって一晩に何か所も刺される事態が起こるのです。

いくら痒いからといって掻きむしってしまうと炎症を起こしたり、出血し痕が残る可能性もあります。

この痒みは血を吸う際に体内に注入してくる毒素が原因であり、これは48℃以上の温度で消滅するので、刺された箇所をお湯に付けたりタオルを当てたりすると痒みが緩和されます。

この時期は湿度も高くなっているせいもあり、蚊が活発に活動している時期です。

蚊は幼虫の時期は水の浄化に貢献し、成虫は植物の受粉にも役立つ生物なので、蚊帳や蚊取り線香などを駆使して上手く共存していきましょう。

 


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