マテ茶の日
「マテ茶の日」はマテ茶の生産国・アルゼンチンでこの日にマテ茶の収穫祭が行われることから、日本マテ茶協会が制定しました。
飲むサラダ「マテ茶」
“マテ茶”とは南米のアルゼンチン、パラグアイ、ブラジル、ウルグアイ等を原産とするイェルバ・マテの葉や小枝を乾燥させた茶葉に、水または湯を注ぎ成分を浸出した飲料であり、“西洋のコーヒー”、“東洋の茶(紅茶や緑茶)”と並んで世界の3大ティーに数えられているほどメジャーなお茶なのでです。
ビタミンやミネラルの含有量が極めて高いことから“飲むサラダ”とも言われており、コーヒーや茶と同様の嗜好品ではありますが、野菜の栽培が困難な南米の一部の地域では単なる嗜好品の枠を超え、重要な栄養摂取源の一つとなっています。
1970年代にアントニオ猪木が“アントンマテ茶”として売り出し、日本に定着させようとしたがこの時は定着しませんでした。
その後も日本では永らくマイナーなお茶であったが、2012年から日本コカ・コーラにより“太陽のマテ茶”が販売されたことにより、徐々に認知度が高まっています。
伝統的な飲み方は茶器に容量の1/2ないし3/4程度の茶葉を直接入れ、水または70~80℃程度のお湯を注ぎ、ここに先端に茶漉しがついた専用のストローを差し込み、抽出液を飲みます。
容器はヒョウタン製のものはマテ、クイアまたはポロンゴなどといい、木製や角製のものはグアンパ(グァンパ、グァンポ)と呼ばれ、マテ用ストローはボンビーリャと呼び、金属製で先端が膨らみ茶葉を漉し取るための無数の小穴が空いています。
近年では、ティーポットで淹れて抽出液のみをカップに注いで飲む場合も多く、ティーバッグも普及していますが、マテ茶の淹れ方としては伝統的な方法が最も理に適っているのです。
ボンビーリャで飲む場合、細かい茶葉を漉しきれずに抽出液と一緒に口に入ってくるため、茶葉の一部を食べることになり、マテ茶の栄養成分を最も効率よく取り込むことが可能となっているのです。
赤身のお肉に多く含まれるアミノ酸とマテ茶に含まれるビタミン・ミネラルですが、アミノ酸とミネラルは一緒に摂取することで脂肪の燃焼を促進され、そしてマテ茶に含まれるミネラルは単独では体内に吸収されにくいのですが、たんぱく質と一緒に摂取することで吸収しやすくなるという効果があります。
マテ茶にはビタミン・ミネラル・フラボノイド・ポリフェノールなど野菜類に含まれる栄養素がたっぷり含まれており、食欲増進効果(人により食欲を抑える方に働くこともあるそうです)・疲労回復効果も期待できます。
日本人に不足しがちなミネラルは烏龍茶の2倍以上と多く、真夏の水分補給にはピッタリです。
夏場はマテ茶に変えてみても良いかもしれませんね。
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