靴の日
「靴の日」は「く(9)つ(2)」の語呂合せで、銀座の婦人靴専門店「ダイアナ」が1992年に制定しました。
ダイアナ株式会社によると「ダイアナの靴の素晴らしさをより多くの人に知ってもらう」ということを目的としているそうです。
また、関連した記念日として3月15日も「靴の日」となっており、こちらは1870(明治3)年3月15日に西村勝三が、東京・築地入船町に日本初の西洋靴の工場「伊勢勝造靴場」を開設したことが由来で、日本靴連盟が1932(昭和7)年に制定しました。
サイズの合っていない靴を履くと足が臭くなる
人類が何時頃から靴を履き始めたのかは定かではありませんが、現存する最古の靴は2008年にアルメニアの洞窟で発見された紀元前3500年ごろの革の紐靴とされており、またエジプトのピラミッドからは紀元前2500年ごろの鼻緒の付いたサンダル形態の物が発掘されている他、ツタンカーメン王の墓からは黄金で出来たサンダルが出土しています。
足は一日の中でも時間と共に大きさが変わる部位であり、最も大きくなるのは15時頃で、起床直後と比べて体積が約19%大きくなるとされています。
そのため日本では靴は夕方に買ったほうがよいと言われており、これはむくんだ状態の足に合わせておけば、昼間買った靴が夜には小さくなっていた、という間違いを防ぐ事が出来ることを示しているのですが、逆の見方をすれば日中は靴が大きすぎることになり、また他国は靴文化が長いため靴を夕方に購入する習慣はないそうです。
このようにサイズの合った靴を見つけるのはなかなか難しいのですが、自分に合った靴が見つかると靴が“シュッ”と鳴るといわれています。
これは通常ジャスト・フィットの革靴は靴べらなしでは履きにくくなるので、靴べらを使った時に靴に足が入ると、靴のなかの空気が押し出されて“シュッ”音がすることが理由です。
音がしなければフィッティングが大きいことになります。
そしてサイズの合っていない靴を履いていると恐ろしいことに足が臭くなるといわれています。
足や靴が臭くなるのは靴の中で雑菌が繁殖するからであり、サイズのきつい靴やブカブカの靴を履くと靴の中が高温多湿になり、雑菌が繁殖しやすく臭いが出てしまうのです。
ですのでどうしても気になるという方は、よほど気に入ったデザインとかでない限りは慎重にフィッティングを重ねた方がいいかもしれません。
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