串の日

イメージ_串団子

「串の日」は「く(9)し(4)」の語呂合せで、冷凍食品の製造販売を行う株式会社味のちぬやが制定しました。

9月はイベントなどが多く、出先で片手でも簡単に食べられる串をもっとたくさんの人に食べて欲しいという願いが込められているそうです。

これとは別に大阪市の新世界100周年実行委員会も2010年に制定しています。

過去には9月4日の「串の日」に新世界の名物である串カツを100本振舞うというイベントも開催されたそうです。

三色団子の色の理由

“団子”とは、穀物の粉を水や湯を加えて丸め、蒸したりゆでたりしたものです。

きな粉をまぶしたり醤油やあんで味付けしたものや、串にさした串団子などがあり、一般的に和菓子を指しますが肉団子や土団子など丸めたもののことを“団子”と呼ぶ場合もあります。

起源は諸説あるようですが、柳田國男説の神饌(しんせん、神社や神棚に備える供物のこと)の1つでもある粢(しとぎ)を丸くしたものが原型とされており、熱を用いた調理法でなく、穀物を水に浸して柔らかくして搗(つ)き、一定の形に整えて神前に供した古代の粢が団子の由来とされています。

団子には月見団子やきびだんごなど様々な種類がありますが、中でも三色団子は最もオーソドックスな団子といえるかもしれません。

“花より団子”という言葉があるように花見に団子を食べるきっかけを作ったのはかの豊臣秀吉でした。

元々春に咲く桜や梅を愛でる風習は貴族から一般庶民にも広まっており、貴族は花を愛でて和歌を作り、庶民は花を見ながら豊作祈願をしていたといいます。

そして太閤となった豊臣秀吉はお花を見ながら頂くお茶会を盛大に開きました。

慶長3年に京都の醍醐寺で開かれたと言われるこの茶会で、全国各地の美味しいお菓子を取り寄せて来客に振舞ったことをきっかけに花見の場で甘いお菓子を食べる習慣ができたのです。

その後の江戸時代に江戸の庶民が花見をしながら団子を食べる習慣が広まるようになりました。

また、三色団子の色にはちゃんとした理由が存在します。

赤は桜色、または太陽の色で春を、白は雪で冬を、緑は新緑で夏をそれぞれ表しているのですが、団子の原料にもなる米の時期である秋がないことに気付くと思います。

これは“秋がない”、つまり“あきない”で、食べ“飽きない”という洒落がかかっています。

一方で三色団子の色は全て春を表すという説もあり、赤は先ほどの季節と同じく桜色、または太陽の色、白は桃の節句に飲むお酒である白酒を指すと言われています。

また、残雪で早春、もしくは春霞で春の季語を指す色でやはりこちらも早春を表現しています。

緑は、一斉に芽吹く緑や、春の野草であるよもぎを表すそうです。

三色団子の刺さる順番にも意味があります。

一つは“桜が咲く順序を表している”というもので、赤いつぼみがついた後に、白い桜の花が咲き、散った後は緑の葉が成長する、ということです。

もう一つは“早春の情景を表している”というものです。

“空には柔らかな太陽、地表にはまだ残る残雪、その下からは新緑の芽吹き”、または“桃の桜が咲くころ、まだ地面には雪が残るが、その下には新緑が”ということを表しているそうです。

いずれも春を待ちのぞむ日本人の心が込められている縁起物だと思います。

また邪気を払うおめでたい食べ物ともいわれていますので、たまにはあんこやきな粉ではなく、三色団子を食べてみてはいかがでしょうか。

 


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