レジ袋ゼロデー
「レジ袋ゼロデー」はゴミ減量のために買物袋(マイバッグ)の持参を呼びかけるために、スーパーマーケットの業界団体である日本チェーンストア協会が2002年に制定しました。
レジ袋は梨園で生まれた
“レジ袋”とはコンビニエンスストアやスーパーマーケット等の小売店において、購入した持ち帰り商品を入れるためにレジで渡されるポリオレフィン等の材質で作られた買物袋の一種です。
1970年頃から丈夫で水濡れにも強いことから、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの小売店で紙袋に代わってポリ袋やビニール袋等が大量に使われ始め、現在ではほとんどすべてがポリオレフィン製のポリ袋となっています。
ですが近年になってからはゴミが増えることによる環境問題が発生してしまったことから、スーパーなどでは袋が有料化するなどの対応がとられるようになりました。
また、買い物袋を持参することによってポイントがもらえるなどのサービスを行っているスーパーなどもよく見かけますね。
環境に配慮することは良いことなのですが、逆にレジ袋を廃止したことによってマイバッグを利用した万引き被害が増加してしまうなどの現象も起こっているようです。
今でこそそこら中に溢れるレジ袋ですが、最初は梨園で生まれたものになります。
梨園とはその名の通り梨を育てて販売したりするところなのですが、かつては梨を収穫する際は竹やプラスチックで作られたカゴを使っていました。
そのカゴが擦れて女性のストッキングがよく伝線していたそうです。
そこで、その問題を解決するために考案されたのがポリエチレン製の袋に取っ手をつけたものを使うことで、これがレジ袋の起源といわれています。
当初は“軟質合成樹脂手提袋”と呼ばれていたそうですが、現在のレジ袋には正式な名称はないそうです。
レジ袋の取っ手の間にある出っ張った部分は“封子弁”というもので、これも本来は梨がこぼれ落ちるのを防ぐためのものでした。
現在ではレジ袋がゴミとならないためにその活用方法もかなり考案されていますので、もし家庭にレジ袋が溜まって処分に困っているという方は一度調べてみてはいかがでしょうか。
そのまま捨てずにうまく活用して、環境に優しい生活を心がけましょう。
昨日は何の日?
10月4日
・天使の日
今日は何の日?
10月5日
明日は何の日?
10月6日
・石油の日