グミの日
「グミの日」は「ぐ(9)み(3)」の語呂合せで、グミキャンディーを製造するUHA味覚糖が制定しました。
グミの美味しさや素晴らしさを、もっとたくさんの人に知ってもらうことが目的のようです。
よく「グミの木」という植物が何かしら関係していると思われがちですが全く関係性はありません。
グミは予防歯科のために生まれてきた
“グミ”とは、果汁などをゼラチンで固めた菓子の一種であり、その名称はドイツ語でゴムを意味する“Gummi”に由来します。
ドイツと北米では熊をかたどったグミベアが、さまざまな形のグミで最も親しまれ定着した形状であり、 英語ではゴムおよびガム(Gum)の形容詞形にあたるガミィ(Gummy)と書かれ、意味はドイツ語とほぼ同じくゴム質のものを意味しています。
かつてドイツでは強く噛む必要のある食べ物が少なくなり、歯に関する病気にかかる子供が増えていました。
そのため硬い菓子を作ることで子供の噛む力を強くし、歯にかかわる病気を防ごうと1920年ボンのハンス・リーゲル(Hans Riegel)が果汁をゼラチンで固め、コーンスターチをまぶして作り、ハリボー社(Hans Riegel、Bonnの頭文字でHARIBO)を設立して販売したものが最初のグミとなります。
日本では1980年に明治製菓が発売した“コーラアップ”が初の国産の製品です。
子供向けの菓子として知られていましたが、1988年に同じく明治製菓が発売した“果汁グミ”が女子中高生を中心にヒットし、市場が大きく拡大します。
この頃の明治製菓は将来の需要増を見込んで大幅な生産ライン拡大をしたため、一時はグミに関する商品企画ならどんなものでも通ると言われ、ひもグミなどの珍奇な商品も現れました。
いくら最初は歯科予防のために作られたとはいえ、食べ過ぎは体によくありません。
甘くてくっつきやすいのでむしろ虫歯になりやすいとさえ言われていますので、節度を持って楽しみましょう。
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