ベースボール記念日
「ベースボール記念日」は1846年のこの日、公式の記録に残る史上初の野球の試合がニュージャージー州で行われたことが由来です。
「ベースボール記念日」に開催された野球の試合は現代でも行われているルールの基礎となったもので、この日から近代野球が誕生したともいわれています。
また、似た記念日として「野球の日」(8月9日)、「プロ野球の日」(2月5日)、「プロ野球誕生の日」(12月26日)、「草野球の日」(9月3日)などがあります。
優勝したらビールかけをする理由
プロ野球のシーズンで優勝すると選手達が”ビールかけ”をしている姿はテレビなどでよく見かけると思います。
プロ野球選手にとってビールかけは至福の時であり、喜びを爆発させる瞬間なのです。
昭和34年(1959年)にパ・リーグで優勝した南海(現・ソフトバンク)に所属するハワイ生まれの日系二世選手・カールトン半田(日本名・半田春夫)が他の選手にビールをかけはじめたのが最初だとされています。
半田はマイナーリーグでプレーした経験もあり、もともとはメジャーリーグの優勝チームがロッカーでシャンパンをかけ合うシャンパンファイトの風習を真似て、他選手の頭にビールをかけてまわりました。
ですがこれは会場が畳部屋で、祝勝会の終了後は部屋が使用できなくなってしまい(畳を全て交換する必要が生じたため)球団に対しても会場の旅館から厳重な抗議申し入れがあったそうです。
未成年の選手に関してはもともと未成年者飲酒禁止法は経口での飲酒のみに適用されるので、ビールかけについてはビールが口に入らなければ問題ないと解釈されていますが、近年は未成年選手が優勝祝賀会に参加するのを自粛したり、ノンアルコール飲料で代用するなどの対応を行う球団が増えています。
さらにビールかけには数千本のビールが使われますが、それを飲料を本来の用途として用いずに大量の汚水を発生させる行為であり環境への負荷も大きく、疑問視する人も多いのも事実です。
過去に一度だけダイエーホークスが優勝した時にビールかけのビールがもったいないということで“祝勝水”と名づけた単なる炭酸水を使ったことがありました。
1990(平成2)年には当時のプロ野球コミッショナー・吉國一郎が“飲食物を粗末にすることに違和感がある”と、ビールかけを自粛するよう述べましたが、その年の両リーグの優勝チームは吉國氏の要望を無視してビールかけを強行しています。
一般人でもこの“ビールかけ”ができるホテルやお店は存在するので、何かおめでたい時は利用してみるのもいかがでしょうか。
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