スナックの日
「 スナックの日」は6月21日は二十四節気である夏至にあたることが多く、夏至のお祝いではちまきによく似た「カクショ」や、お正月のおもちを固くして食べる「歯固」という習慣があったことが由来です。
「全日本菓子協会」によって「スナック菓子の日」として制定されて実施されている記念日のようですが、その目的などは不明です。
“サラダ味”の“サラダ”とは
“スナック”とはおやつ、おつまみ、軽食という意味があるが、2008年時点ではJAS法によるスナック菓子の定義は存在しないため、製菓業界が漠然と区分しています。
製菓、流通小売業界などでは原料にトウモロコシ、米粉、いも類、豆類などの炭水化物を用い、それを食用油で揚げている菓子類を“スナック”と呼びます。
一般的に菓子といえば、甘味など味覚を刺激して口を楽ませるための嗜好品であり、食後や間食に用いるものです。
特にスナック菓子は三食の間、とりわけ昼食と夕食の間における空腹時を補う目的で食されるものであるため、ボリューム感を出すために、炭水化物を原料に用いて油で揚げ、カロリー摂取量を多くしています。
そしてスナック菓子で良く目にするのが“サラダ味”というものです。
“サラダ味”の商品は日本国内に数知れず、今では多くのメーカーからサラダ味が登場していますが、この“サラダ”は野菜の“サラダ”を意味しているものではありません。
食べてみると普通の塩味がするだけで、レタスやキャベツ、ドレッシングの味なんて少しも無く、内容を確認してもサラダらしき食物が混入している形跡もないのです。
この“サラダ味”の“サラダ”は“サラダ油”のことになります。
野菜サラダのような味がするという意味ではなく、サラダ油を使って作られたおせんべいという事になり、一般的には生地を焼き上げた後にサラダ油を吹き付けて、その上に塩を振りかけて味付けしたものです。
なぜ“サラダ味”と呼ばれるようになったかというと、1960年ごろ当時の日本は食文化が一気に欧米化し、米菓の売り上げが激減していきました。
そこで和風のイメージのある“塩味”に対して、洋風の味として当時はまだ高かったサラダ油を使用、サラダ味と名付け、ハイカラなイメージを前面に売り出したという経緯があります。
また戦後、野菜を食べるときのドレッシングとはサラダ油と塩を混ぜたものをかけていたことも関係していると思われます。
またサラダの語源はサラダ(SALAD)と言う言葉は英語ですが、その語源はラテン語の“SAL=塩”からきており、従ってサラダ料理とは本来塩で味付けしたもの、というのも少なからず影響していると考えられます。
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