ボウリングの日
「 ボウリングの日」は1861(文久元)年この日附の英字新聞The Nagasaki Shoping List and Advertiser紙に、長崎外国人居留地に日本初のボウリング場が開設されたと掲載されたことから、日本ボウリング場協会が1972年に制定しました。
上記の通りボウリングは既に江戸時代に存在しており、長崎の出島から伝わってきたものとなります。
ボウリングそのものの歴史も古く、紀元前5200年ごろのエジプトの墓から石で出来たボールとピンらしきものが発見されていて、もしかすると古代エジプトで既にボウリングは存在していたのでは、とされています。
9本がだめなら10本で
ボウリングは、室内で行われるスポーツ競技のひとつで、テンピンボウリング(ten-pin bowling)ともいい、日本語としては漢訳語“十柱戯(じっちゅうぎ)”と呼ぶこともあります。
ワールドゲームズ実施競技、アジア競技大会、国民体育大会の正式競技種目にもなっています。
その名前の通り10本のピンを倒してスコアを競う物ですが、実はもともとピンの数は9本でした。
1841年まで、ボウリングのピンの数は、実はダイヤ型に並ぶ9本で、その考案者は宗教改革者のマルチン・ルターです。
この9本のピンを使う“ナインピンズ”はヨーロッパで大流行し、さらに1626年にオランダの移民によってアメリカへ伝えられました。
1800年代になってアメリカでも大流行しましたが、多くの人が金をかけて遊んでいたため娯楽から賭博としての面が強くなります。
そのことに清教徒たちが猛反発し、1841年にはニューヨーク州で“ナインピンズ”は法律で禁止されてしまいます。
しかしそんなことにはへこたれないアメリカ人たちの遊び心で、“ナインピンがダメならピンを10本にすればいい”と、“テンピンズ”を考案しました。
これが全米で人気を集めて、世界中に広まっていったのです。
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