童謡の日
「童謡の日」は1918年のこの日、多くの名作童話・童謡を生み出した日本初の児童文芸誌『赤い鳥』が創刊されたことから、日本童謡協会が1984年に制定しました。
『赤い鳥』に掲載されていた童謡は名作が多かった事もあり、「日本名作童話シリーズ 赤い鳥のこころ」として過去にはアニメ放送などもされています。
童謡に隠された恐ろしい都市伝説
いわゆる“童謡”とは狭義には日本において大正時代後期以降、子供に歌われることを目的に作られた創作歌曲を指すものです。
厳密には創作童謡と呼ばれ、この意味で用いる場合は、学校教育用に創作された唱歌や、自然発生的に作られたわらべ歌(自然童謡、伝承童謡)は含まれません。
日本国外の子供向け歌曲についても、同様の傾向をもつものを「童謡」と呼ぶことがあります。
そして一部の童謡にはとても子ども向けとは思えない裏の意味をもつ、という都市伝説が存在するのです。
その一部を紹介します。
“はないちもんめ”
“はないちもんめ”とは
勝ってうれしい花いちもんめ
負けて悔しい花いちもんめ
隣のおばさんちょっと来ておくれ
鬼が怖くて行かれない
お布団かぶってちょっと来ておくれ
お布団ぼろぼろ行かれない
お釜かぶってちょっと来ておくれ
お釜底抜け行かれない
あの子が欲しい
あの子じゃわからん
この子が欲しい
この子じゃわからん
相談しよう そうしよう
という有名な童謡で聴いたことある人も多いと思います。
花を買う唄だとされていますが、花というのは江戸時代でいう女の子の事であり、一匁とは金額の単位の一つで、花を一輪買う金額を一匁と定めていました。
つまり、その当時の日本では花一輪を買う値段で、女の子の人身売買がされていたという事です。
当時、農民は飢饉の際に、自分の家の女の子を売ることで、お金を手に入れ、生活をなんとか持たしていました。
子供を売るくらい飢えていたくらいですから、大変な事情がここから伺えますが、売られた子供は遊郭などで働かされるという現実もありました。
勝って嬉しい=安値で可愛い娘を買えて嬉しい
負けて悔しい=安値に下げて自分の娘を売るのは悔しい
やはり、忠実に作られていると伺えるのは、やりとりの中でも渡したくないと交渉が難航しているのが伺え、売りたくないが、最終的には負けて売ってしまうと言う旨も入っている事が生々しい印象を与えてきます。
また“かごめかごめ”や“いろはうた”にも怖い意味が含まれていたりするのでぜひ調べてみてはいかがでしょうか。
相談しよう そうしよう
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